24.3.29株主総会(3月&6月) 株価上昇のトリガー
3月は株主総会が集中 12月決算期の企業の経営改革チェック
企業は東証要請を受けて株価を意識した経営を求められています。株主から経営者の再任を否決されかねない事例も発生しています。
事業改革、株主還元、持続的な成長戦略が描けない会社は株主の支持を得られず、様々な改革要求を突きつけられます。増配/優待は一時的な施策です。有望株は2点、未来の成長源となる先行投資(人財/開発)と持続的な成長を達成する稼ぐ力(=収益力)です。
株主総会の議題を有望株の手がかりとして活用していきます。最大の山場である6月の株主総会を見据える上で予習、前哨戦になります。
なお今回、グリコの株主総会がフォーカスされました。特に株価を意識した経営(PBR改善)と配当金への株主の参画は回避されましたが、想定外の賛成票数が集まりました。
企業にとって収益率の向上と株主還元が株高要因になります。
海外投資家の買越 新たな上昇トレンド⁈
海外投資家の買越が復活しました。
株主総会での経営者の意気込みが投資家の買いを促し、さらなる株高をもたらすか注目です。
4月新年度アノマリーを追い風に上昇トレンドに乗っていけたらと思います。