23.5.4日本株↕️(Sell in May)☜円安(⭕️)✖️景況感(❎)✖️企業業績(⭕️❎:明暗)
日本株にドル高鈍化もユーロ高継続が追い風
5/4米FOMCはインフレの高止まりを受けて6月の利上げ停止を断言せず、今後の経済指標に基づき判断としました。
一方で5/4ECBは0.25%利上げを決定、さらなる利上げ余地もあり、年内までの利上げ継続が織り込まれつつあります。
総括するとドル高の鈍化&ユーロ高の一強が想定され、海外売上比率の高い大型外需株は引き続き恩恵を受けそうです。
なおインフレ期の利上げ停止は株価の下落の始まりの傾向があり、6月FOMCは注視です。
景況感の悪化が本格化の見通し
5/4中国のPMI(caixin)は49.5(前月比▲0.5)で悪化、世界経済の中国頼みが崩れました。
さらに原油下落&金上昇、今後の景気後退が懸念されています。
一般的に利下げのタイミングはインフレを退治した景気悪化後を定石としています。今年は5月天井(Sell in May)に警戒です。
企業業績 スマホ需要の回復が転換点
5/4Appleの決算があります。現在、スマホの売上が停滞につき半導体を中心とした関連企業が低迷しています。今回の決算が悪材料の出尽くしとなり株価が底入れするか注目されます。
🔸追記:Apple決算(2Q):
減収減益もアナリスト予想超え&自社株発表を受けて市場の時間外で株価上昇、なおiPhone増益でスマホ需要の回復感も垣間見れる。
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