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24.11.21日本企業 持続的な成長を見据え事業を多角化
企業の持続的な成長源 事業の多角化
日本企業は株主還元(自社株買い&増配)の強化により株価を上昇させました。次なる成長は収益力の強化に基づく利益率の向上です。政策保有株の売却益を元手に先行投資(新規事業の育成又は企業買収)を行い収益力を高めます。
海外投資家の買いを誘います。
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引用元: Trader’s web
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/investor_trends
東京メトロ 英国の地下鉄運営サポート
東京メトロの収益源は大半を鉄道事業に占められています。現時点ではインバウンド効果の恩恵を受けていますが、将来的には少子高齢化に伴う通勤&定期券の収入減を見据えて非鉄道事業の強化が急務です。
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今回のロンドンの地下鉄の運営・管理をサポートする事業は強みを活かした新たな事業で妙味です。海外事業への足がかりになり将来有望な分野です。
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https://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews241120_g46_1.pdf
生保 新規事業参入 新たな収益柱模索
国内の保険業界は少子高齢化を受けて市場規模の拡大を見込めません。業界的には日銀の利上げを受けて利回りを上げる事で契約者への保険金の受取額を増やしつつあります。付随して保険料の値上げは契約者離れを引き起こし、NISAへ流れるリスクを伴います。
保険料に代わる新たな収益源が必要です。
🛡️大手生命保険の取組
・東京海上:ID&E買収(建設コンサル事業参入)
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https://ssl4.eir-parts.net/doc/8766/tdnet/2532291/00.pdf
・損保ジャパン:ライザップ業務提携(病気予防)
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https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2024/20241106_1.pdf?la=ja-JP
・第一生命:ベネフィットワン子会社化(福利厚生)
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https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2024_028.pdf