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自分勝手で強引な友人「あながちなり」性格はもちろん、その美しさは「さらなり」夕焼け空に思わず流れる涙「すずろなり」「あからさまに」抱いたら眠った赤ん坊 その場の雰囲気でのプロポーズ「かりそめなり」考えられないほどの酷い仕打ち「むげなり」ひたむきな思い「せちなり」そんなチャンスをのがすとは「をこなり」素人の口出し「をこがまし」どんなイメージや意味が浮かんできますか。古文単語  第16回

#国語の授業   #入試   #高校生

自分勝手で強引な友人「あながちなり」性格はもちろん、その美しさは「さらなり」夕焼け空に思わず流れる涙「すずろなり」「あからさまに」抱いたら眠った赤ん坊 その場の雰囲気でのプロポーズ「かりそめなり」考えられないほどの酷い仕打ち「むげなり」ひたむきな思い「せちなり」そんなチャンスをのがすとは「をこなり」素人の口出し「をこがまし」どんなイメージや意味が浮かんできますか。古文単語第16回


あながちなり

→その幼なじみは異常とも思えるほど、自分勝手で強引な態度で、あながちに、借金を申し込んできた。

あながち

→それほど、あながち、間違いともいえない。けっして、あながち、許してはならない。

さらなり

→彼女の美しさは、もちろん言うまでもないことであり、今さら、もう一度言うとしたら、さらなり。

秋の夜の月の素晴らしさは、もちろんだ、 さらなり 。

すずろなり・そぞろなり

→酒に弱い友人にむやみに、すずろに飲ませたところ、わけもなく、すずろに泣き出した。
思いがけず、すずろなる目に会わせてしまった。

あからさまなり

→一時的なつもりで、ほんのちょっと、あからさまに赤ん坊を抱いてあやしているうちに、その子が寝入ってしまった。
暴力シーンの多い映画は、かりそめにも、あからさまにも見ない方が良い。

かりそめなり

→どんな場合でもいいかげんに軽々しく、かりそめなる愛の告白をしてはならない。
道路上で、一時的に、 かりそめに 息を吹き返した。

むげなり

→これ以下の者がないほど、教養がなく身分も低く、能力のない、むげなる人々であっても、不要であるとは言えない。無下(下がない)

らうぜきなり

→風がひどく吹いて紅葉をすべて吹き散らし、落ち葉が乱雑に入り乱れ、らうぜきなる様子である。

せちなり

→ひたむきな一途な思いが裏切られて、痛切な悲しみで嘆きが、せちなる時も声を上げて泣かない女性。

をこなり

→愚かで非常識な人の馬鹿げた話を信用するのは、をこなることだ。

をこがまし

→平社員にすぎない男が会社の経営に口出しするのは、をこがまし。

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