出かけるときに来訪して長話の客「にくし」りっぱなすぐれた相手「はずかし」合格発表の結果「こころもとなし」震災後の親戚の安全確認「こころやすし」鼻をつままれても、わからない暗闇の中「おぼつかなし」長い間、連絡の無い息子「いぶかし」子犬を家族から捨ててこいと言われる「こころぐるし」なぜか友人から冷たい態度「こころうし」なにをしてもうまくいかない「こころやまし」息子から、なぜ避けられるのかわからない「うれたし」遠足の朝のどしゃぶり「こころづきなし」どんなイメージや意味が浮かんできますか。古文単語 第19回
#出かけるときに来訪しての長話 「にくし」りっぱなすぐれた相手「はずかし」合格発表の結果「こころもとなし」震災後の親戚の安全確認「こころやすし」鼻をつままれても、わからない暗闇の中「おぼつかなし」長い間、連絡の無い息子「いぶかし」子犬を家族から捨ててこいと言われる「こころぐるし」なぜか友人から冷たい態度「こころうし」なにをしてもうまくいかない「こころやまし」息子から、なぜ避けられるのかわからない「うれたし」遠足の朝のどしゃぶり「こころづきなし」どんなイメージや意味が浮かんできますか。古文単語 第19回
にくし
→忙しいときにやってきて長話をする客は、にくし。
いやな、にくき蠅。
見苦しいぼろ屋は、にくし。
はづかし
→成績はもちろん、顔かたちも自分よりすぐれている、はづかしと思える相手を前にすると、気詰まりで、はづかし。
はづかしげなり
→こちらが恥ずかしいと思えるほどりっぱな、はづかしげなる様子。
こころもとなし (心許無)
→合格発表の結果が待ち遠しく、こころもとなし。
父の手術の結果が気がかりで、こころもとなし。
はっきりしない祖母の電話の声が、こころもとなし。
こころもとながる
→出かける準備がもたもたと遅い母を父が、こころもとながる。
こころやすし (心安)
→震災後、家族全員の無事が確認できたので心配事がなくなり、こころやすし。
おぼつかなし (覚束無)
→何が出てくるかわからない、はっきりしない、鼻をつままれてもわからないほどの暗闇を歩くのは不安で、おぼつかなし。
いぶかし (訝)
→会わないで長い日数がたってしまった。今どんな状態なのか。なんとかはっきりさせたい、きがかりで、いぶかし。
こころぐるし
→捨てられた子犬を見つけて、ほっとけなくて思わず連れて帰ったら親から説教されて、こころぐるし。
こころうし (心憂)
→知らず知らずのうちに友人から憎まれていることを知り、憂鬱で、こころうし。
こころやまし (心病)
→何をしてもうまくいかず、いらいらして不愉快で、こころやまし。
うれたし (心痛)
→友人から軽蔑される理由がわからず、不愉快で腹立たしく、うれたし。
こころづきなし (心付無)
→遠足の日に雨が降り、気に食わない、こころづきなし。