独立コーチ1年目の年の瀬を迎えて思うこと
大晦日です。
毎年、早いな…と思うけれど、今年は本当にあっという間に1年が過ぎ去りました。
独立元年のこの1年は、とにかく仕事もプライベートもいろいろと予測不能なことが起こり、常に予定調和を超えたエネルギーの中にいたように思います。
そして、たぶん死ぬ瞬間に今年を思い出すだろうというくらい、私にとって大切で特別な1年となりました。
お仕事では今年1年、本当にいろいろなことをさせていただきました。
パーソナルコーチングは、今年1年で399.5時間、324回のセッションとなりました。
以前からお世話になっているクライアントさんにも、今年新規でお会いできたクライアントさんにも、出会えたことに心から感謝しています。本当にありがとうございます。
企業やチームにもお声がけいただき、1on1に向けた取り組みや、組織活性のお手伝い、ファシリテーションなどさせていただきました。
コーチとして自分的に一番大きかったのは、9月に国際コーチング連盟のPCC(Professional Certified Coach)を取得したこと。
私の憧れのコーチたちが持っている資格で、有償セッションを500時間超えなければ取れない資格であったので、私の中で大きな目標のひとつでした。それを独立元年の今年に取得できたことは、大きな自信となりました。
「コーチとして、生きていく」。
去年私に芽生えたその夢は、すくすくと育ち大きくなり、私にとって大事な夢となりました。気づけば大好きな会社を離れ、デザイナーを卒業し、こうしてコーチになっていました。
コーチングでは、「源からのビジョン」「魂のミッション」などという表現をしたりもしますが、夢とは私にとっての生きる理由であり、生まれた意味でもあり、これとつながって生きることこそが人生の醍醐味なのかなと感じています。
独立したての頃書いた、独立エントリ。
夢に向かって邁進した1年を、今こうして振り返ることができること、じんわりと味わえることを幸せに思います。
そして同じように、コーチとしていろいろな方の夢を一緒に見つけて、それに向かって生きる後押しをさせていただきたいなと、今改めて思います。
さて、2022年はもう目前。
来年は、おそらく今年よりもさらに私たちに「選択肢」が増えていくのだと思います。男だからこう、女だからこう、とか、大学出て就職して結婚して子供をつくって……それが一般的な幸せとされた時代は終わり、多様性、VUCAの時代、風の時代へ突入しています。
私たちは自由になる一方で、増えていく選択肢に苦しめられることもまた増えていくでしょう。そんな時、どうすればいいのか。
葛藤をどう乗り越えるのか。
失った夢を、どう取り戻すのか。
たくさんの答えがある中のひとつは、今を味わい、葛藤と共にあり続けること。
曖昧なままにする、答えを出さずにいる、解決しようとせずにいる、正解や答えを見つけるよりも、味わい、ただ体験し、問いを持ち続けること。
それが、これからの私たちに必要なことなのではと今、思います。
ひとりではそれができない時も、誰かとともにならできることがあります。
コーチング、カウンセリング、セラピー、心理療法。いろいろな専門家が門を開いています。美容院やサウナに行って自分を整えるように、ぜひ内面を整えること、内面のメンテナンスも一般的になっていくといいなと思います。
私自身もマイコーチとのセッションをはじめ、コーチングや心理療法にこの1年、本当に助けられました!ひとりではここまでくるのは無理でした。
私個人としては、2022年は、今よりもさらに、自分や他者に制限をかけず、すべてをありのまま受け入れて、無限の自分で生きていきたい。
すべての人に、無限の可能性があること、人はリソースとビジョンと、創造性の源であることを伝えたい!
来年も、「Be the Coach」を胸に活動していきます。
今年1年、お世話になった皆さま、クライアントの皆さま、企業でお手伝いさせていただいた皆さま、THE COACH Academyの皆さま、私の担当するコースを受講くださった皆さま、本当にありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いします。
心からの感謝を込めて。
2021.12.31 16:42 良いお年を!