「コロンブスの卵」的ヨガポーズ攻略法(9)ヨガボディ®️の作り方
ヨガのポーズができるようになるには、
ぷにぷにでびょーんと伸びる筋肉が必要です。
そんな都合の良い筋肉って作れるの?
はい!作れます!
ぷにぷに(弾力性)とびょーん(伸縮性)の両方を持つ理想の筋肉の作り方をご紹介します。
ヨガボディ®️を作るエクササイズをします。
このエクササイズは、
「鉄は熱いうちに打て!筋肉は熱してから伸ばせ!」理論
に基づいていて、以下の手順で行います。
① 筋トレをする要領で伸び縮みさせて、血流を良くします。
② ストレッチをして伸ばします。
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一般的に言われている、体を柔らかくする方法とは、こんな感じだと思います。
ストレッチして、筋肉を限界以上に伸ばすと、筋繊維がぶちぶち切れる。これはもうケガの状態。その筋繊維は修復する過程で、長くなりもっと伸ばすことができるようになる。
しかし、冷えたからだ(=血液の流れが悪い状態)や硬いままの筋肉を、いきなり強く伸ばしてしまうと、修復されず、もっと硬くなったりケガとして蓄積される可能性さえあるのです。
冷えたからだでストレッチは厳禁です!
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安全な方法は、その逆をいくものです。つまり、
筋肉を芯からあたためてからストレッチすること!
筋肉をあたためるには、有酸素運動が効果的。
それは、筋肉を伸ばして縮める運動、つまり、筋トレをします。
温まったら、ようやく伸ばすのです。しかも、強く伸ばさないことが大切です。(最後にその理由をお伝えしますね!)
アシュタンガヨガでは、さいしょに太陽礼拝AとBを繰り返し行い、からだをあたためてから、強く伸ばすアーサナの練習をします。とても理にかなっています。
筋トレ+ストレッチ
この順番と組み合わせならまちがいありません!
ヨガボディ®️エクササイズ
【準備】
・柔らかくしたい筋肉の名前を調べます。
例えば、前屈。
前屈をしてみます。
伸び切らないところ、引っ張られているところ、痛いところを特定します。
お尻、ふとももの裏、ふくらはぎなどを前屈した状態で触れてみます。
硬いところがあれば、その部位を特定します。
その部位の筋肉の名前を調べます。
・その筋肉の筋トレエクササイズとストレッチの方法を調べます。
ネットの情報に良いものがたくさんあります。
調べた筋トレエクササイズをします。
筋肉を動かしたことによって、熱くなり血流を良くなります。ストレッチします。
ストレッチは、無感覚で!(☜これ、めちゃくちゃ大事!)
「伸びている〜」「いた気持ちいい〜」は厳禁!1と2を3セットほど繰り返したら、休みます。
できれば、エクササイズ前と3セットやった後に、やりたかったポーズやターゲットにしていた筋肉を伸ばしてみます。変わったら、大成功!
もし、変わらなかったら、
・その筋肉は問題ではなかった
・エクササイズの回数が足りなかった、十分に熱くなっていなかった
・エクササイズが合っていないかった
・ストレッチで伸ばしすぎていた
などの可能性があります。改善します。
ストレッチは無感覚で!
「伸びてるぅ〜」という伸び感を感じているストレッチをすると、
筋肉はしっかり伸ばされます。血管が押しつぶされ、酸素が届きません。
苦しくなった筋肉繊維は、危険を感じます。
「これ以上伸びたら大変!」
と、身を守るためにぎゅっと硬くなるのです。
こんなに無感覚で効果があるの?
と、最初、私は疑問に思いました。
それでも、そっと指で触ってみると、筋肉は伸びています。
筋肉に伸びていると感じさせないで、こっそり伸ばすのがコツです。
安全なストレッチは、無感覚!です。
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