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フィルムカメラの未来

一眼レフフィルムカメラを分解したり、YouTube動画で修理について調べている内に、このタイプのカメラは絶対に絶滅すると確信しました。ニコンFでさえもスローガバナーを一度本体から外すと、2本のビスで止めるだけなのに再度組み直してもうまく動かないそうです。精度が出ないと言っていました。分解したらもう精度が出ないカメラはもはや今後製造される事はないでしょう。フィルムカメラとして生き残るものは二つしかないでしょう。ひとつはライカM6、もう一つは写るんです(簡易カメラ)となります。
今現存している一眼レフフィルムカメラを後世に残す方法はひとつだけあります。
それは一眼レフフィルムカメラで撮り続けることです。長期間保管された一眼レフフィルムカメラは次第にミラー駆動部やシャッター部の機械的仕組みが固着してしまいます。使うことによってのみ固着を防ぐことができるのです。無闇に油を刺しても長期間長持ちしません。いつも使ってあげる方が機械にとって好ましい状況であり長持ちさせる秘訣のようです。

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