Re:Re:の終幕について

はいぼっち・ざ・ろっく!劇場総集編後編Re:Re:見てきました。

最高

いや新規シーン多すぎた何?何?普通に新録セリフも増えてるし嗚呼良い良かったけど、今は最後だけ書きます。
元々見る前から「今日もバイトか…」では終わらせないとは思ってたんですよ。
でも、未確認ライオット匂わせ、ぼっち・ざ・ろっく!2発表かな?そんな風に考えていたけど、今から思うとこれは原作勢の視点過ぎて劇場で初めて見る人の視点に立ててないですね。
Re:の終わりが良すぎるのと期間も開くから自分の中で総集編同士は繋がってないと思ってたけど、違った。始まりが謝ろうとする喜多ちゃんな点からも台風ライブ3曲目『ドッペルゲンガー』からも分かるように前編後編で地続きの話なんですよね。

本題入るの遅れました。Re:Re:の終わり方はぼっちちゃんがいつも通り電車で通学する途中で急に時間が巻き戻っていって#1の始まりであるこの指とまれまで還って『Re:Re:』カバーが流れて幕引き。
これは本当に予想外で「一体何が始まるんだ」と心臓バクバクで観てました。
でも今ならなんで巻き戻る演出なのかが内面化出来る。


僕だけがいない街OP Re:Re:

『僕だけがいない街』で!あれはリバイバルなんだよ!
ぼざろファン向けに一旦僕街とアジカン解説入れますね。
『僕だけがいない街』は2016年にアニメ化された名作漫画で、そのオープニングに使われたのが今回ぼざろでもカバーされた『Re:Re:』なんですよ。
話としてはサスペンスで主人公がリバイバルという特殊能力を持っていて。事件が起きると時が巻き戻されて、未来の記憶を頼りに過去から事件解決を目指すという物語です。
つまりアニメでRe:Re:を使うという点でぼざろの先輩なんですよね。
そこへのオマージュを込めた文脈で最後は巻き戻して終わらせたんだと僕は思ってます。
パンフレットで高山幹弘さんが「後藤ひとりのRe:Re:録ったけど映画で使うかは監督に決めてもらった」「映像としてもRe:Re:の意味がある編集」って言ってるので。
あくまで個人的な解釈だけど。はまじあき大先生と斎藤圭一郎超監督によるアジカンへ向けたラブレター。そんな最高の終わらせ方だと思います。

Re:Re: