ひらさん

教育者の端くれです。

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最近の記事

教育に正解はあるのか

今回は「正解」について述べます。 教育に関する正解は・・・ ありません! その時々の最適解をもって実践を重ねる。 そして、またより良い指導方法などを学び実践する。 その繰り返しだと思います。 しかし、世の中には、「~の時にはこの方法だ」などという煽り文句が踊る書籍や動画も溢れています。 怖いですよね・・・。 ちなみにカウンセリングやコーチングもそうです。 例えば「褒めるのは上から目線だからよくない。認めるのが良い」という主張があります。 で、主張は問題ない

    • 境界を死守しましょう!

      境界を守れない自己愛が強い人間(以下「自己愛人間」)には「NO」を毅然と突きつけましょう。 そんな時、おそらく逆ギレされるか「冷たい」などと言われると思います。 雑音として流しましょう。 世の「良い人」「優しい人」は、ここで心が揺れてしまいます。それが良くない。 「NO」とシカトです。 あなたは、1ミリも悪くない👍

      • 先生に児童生徒と向き合う時間を!

        大谷選手の行為、メッセージは素敵だ。 「みんな、野球しようぜ👍」 「野球」の部分は、他のスポーツや遊びに読み替えてもよい。 体動かして、交流して、人は大切なものを学んでいくんだよなぁ☘️ さらに、教師にもメッセージ送ってほしい。 「先生方、席から立とうぜ👍」と。 パソコン捨てて、児童生徒と向き合う。 補習でも、相談でも、雑談でもいい。 顔を突き合わせる時間を増やすことが重要だ。 そのためには、無駄なアリバイ作りの文書作成や事務仕事をなくすべき。行政の責務。

        • 教育は学校では完結しない

          教育は、学校教育のみではありません。 家庭教育も、社会教育もあります。 そもそも、人生そのものが日々学びの場とも考えられるので、出会う人全てを師とできます。また、それぞれの場面が教育の場でもあると思います。 よって、学校にばかり何かと押し付けて、何かと非難をするなんてことはおかしさの極みです。 一歩立ち止まって、家庭、学校社会全体で子どもたちを教育していくという視点をもつ意義を考える時ではないでしょうか。 これまでも、「家庭・地域・学校の連携」と言われ続けてきました

          本当の自分って何ですか?

          全てが自分本当の自分… それは… 自分のすべて。 真面目に働く自分も本当の自分。 電車で寝過ごすのも本当の自分。 酔って悪態つくのも本当の自分。 何もかも嫌になって自暴自棄になるのも本当の自分。 困っている人の力になるべく行動するのも本当の自分。 本当の自分を探す必要はない。 ありのままの自分を受け止めることです。 今、苦しい人へうまくいかない際に、自分って駄目だなぁと思うのではなく、 「ま、いっか」と口に出してみましょう。 うまくいかないのも本当の自分なの

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          「正しいことをしたければ、偉くなれ」なのか?

          「正しいことをしたければ、偉くなれ」 『踊る大捜査線』で、いかりや長介さん扮する和久さんが、織田裕二さん扮する青島刑事に伝えた言葉の一つ。 青島刑事は現場のことを想い組織改革を本気で目指すキャリア組の室井管理官(柳葉敏郎さん)に、「上に行ってくれ。偉くなって警察を変えてくれ」という想いを託す。 室井管理官は現場のために偉くなろうと頑張っていた。 しかし、そこには学閥やギラギラした警察官僚の妨害工作にとどまらず、組織のメンツにこだわる上の現場無視の指示を聞かねばならない

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          事実と解釈を分けて考える

          教員の仕事はストレスとの闘いでもあります。 人間を相手にしますので、思い通りにいかないことも多い。 力技で児童生徒に向き合うと、泥沼にはまります。 また、厄介な同僚もいます。 そのような時に、自分の精神的な安定を維持するために必要なことの一つが 「事実と解釈を分ける」ということです。 すぐに実践できる内容ですので参考にしていただければ幸いです^^

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          素の感情でしか届かない想いがある

          皆様も下記の表現を、一度は目にしたり耳にしたりしたことがあると思います。 「怒るのではなく叱る」 はい。 教育現場では盛んに言われています。 「感情で怒ってはいけない」と。 確かにそうだと思います。 私も16年間の教師生活で、感情的になって生徒と向き合うと、泥沼でしたね・・・。 怒りはしなくても、感情的に話すと水掛け論になりました。 そして、「叱る」もそうですが「諭す」という姿勢で臨むとうまくいくことが多かったです。 このように、「怒るのではなく叱る」という

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          教師としての「学び」の場とは?

          かつて、職員室にも「タバコ部屋」、喫煙所がありました。 やがて、屋内喫煙となり、そして敷地内禁煙に。 私は、非喫煙者なので、初任者として赴任した当初、まさか自分が「タバコ部屋」に入るとは思ってもいませんでした。 しかし、教師としてふさわしくない言動などがあった時には、諸先輩方にタバコ部屋に引き入れられ・・・ 厳しく・・・ というのは冗談で、優しく諭されました。 非日常的な空間でしたが、間違いなくそこには「学び」がありました。 私が教師としての道を踏み外さなかった

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          「無知の知」は成長の素

          いつの時代もそうですが、学び続けることは成長のために必須です! その時に大切な心掛けの一つについて、少々述べてみたと思います。 今回言及する心掛けとは、ソクラテスが言ったとされる「無知の知」です。 この意識を持つことで、謙虚に貪欲に学び成長していくことができるようになります^^ きっかけ私の出身学部学科を言うと・・・ 「教育学部障害児教育教員養成課程聴覚障害児教育専攻」となります。 ながっ! はい。長いです。 ここで聴覚障害児教育についてかなり実践的に学びまし

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          「報われ」なくてもいいじゃないっすか

          さて、「あれだけやったのに報われなかった」と思うことがあるのは悪いことではありません。 むしろ、懸命に努力したのであれば、ごく自然なことであるとも言えます。 ただ、教育について言えば、この「報われる」を追うと、苦しくなります。 その理由は簡単です。 教育において、教師が児童生徒に対して働きかけた指導、支援が成果として出るまで時間がかかることが多いからです。 特に、「本当に努力した!」と言えるくらい、気合を入れて、ある教育実践に取り組む場合、より成果が出にくいという事

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          優秀なリーダーがいれば、組織も良いものですよ

          「リーダーが優秀なら、組織も悪くない」という台詞・・・、聞いたことありあますか? これは、『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(監督:本広克行 2003年)の中で織田裕二さん演じる青島俊作が発した言葉です。 柳葉敏郎さん演じる室井慎次のように、現場を理解したリーダーの存在を作品中の現場の刑事たちは求めているのです(室井は警察官僚であるが、トップではない。しかし、所轄の警察署に指示を出せる立場にいる)。 これを学校に置き換えると・・・ 「校長が優秀なら、学校組織は働き

          優秀なリーダーがいれば、組織も良いものですよ

          教育界の差別意識に気付きませんか?

          さて、文部科学省が全教員に一定数の特別支援学校での経験を義務化する云々と言い始めました。 当然、有意義な面もありますが、「相変わらずだな」と暗澹たる気持ちになってしまいました。 今回は、日本の教育会に巣くう差別意識の一つについて言及していきます。 この記事を読むことで、表にはでない教育界の差別意識を知ることができます。そして、多様な実態の児童生徒に向き合うために必要なことは、特別支援学校での経験義務化ではないということも分かります。 特別支援学校は低く見られている

          教育界の差別意識に気付きませんか?