人生を変える戦い報告 正誤病者のうつうつ是好日
みなさん、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ✨
報告すると言いつつ、纏められなくて、遅くなってしまいましたが、戦いの報告です
纏めるのが難しかったし、長くなるので2篇に別れるかも知れません( ・∇・)💦
気になって待ってくれていた方がいたらおまたせしましたペコ
しかし、まずは友だち(元旦那)にLINEで報告したものがありますので、それを混じえての文章になります
よろしくお願いします
2024 9/14
この日ほど自分の愚かさを恥じたことはない
穴を掘って埋まりたい、滅せよ自分と呟いた
あたしの人生を変えた出来事報告です
始まりは、元旦那からの連絡
急な用事が出来て行けなくなったイベント、俺の代わりに行ってくれないか
離婚してからも友だちとしてLINEぐらいならする元旦那からの急な願い
俺の代わりに、が気に入らない
未だ夫婦気分なのか?イラッ
しかし、そのイベントで琵琶ライブをやるのは
お店に来てくれてた常連さん
あまり深く話したことはないが、向こうはあたしのファン(?)で、あたしの事を大好きだと言ってくれていた人
旦那と別れ、突然店を辞め、、
からっぽちゃんはどこへ行ったの?と不安になったという
あたしが居なくなった理由を旦那が言わないから、もしかしてもうこの世には居ないのでは?と
知り合ってから実に20年くらい?6年振りくらいの再会になるということで、心動いた
あたしが店を辞めたことで解き放たれ、自分の自由な意思で会いに行けるチャンスと、コレはなる
行きましょう、会いに、今度こそ深い話を、
店を辞めることとなった旦那とのいざこざ、あたしが病んだ理由、現在も闘病中の辛さ、洗いざらい聞いてもらいたい!と、意気込んだ
話したい内容をメモに記して
読み返せば、自分が病気で辛いという語りになっていた
口にするのを今まで阻んでいた病気の告白
どんな反応をするだろうか?受け入れてくれるだろうか?めんどくさいと見限られるだろうか
どんな結果になっても良い、と
人生をかけた戦いに出る気分だった
会場は古民家カフェ
齢70を越える女性オーナーの、ホントに小さな小さなカフェ
狭さゆえ、客数上限は15人、のはずが
僕も、あたしも行きたい、と
お客さんの反響が強く、なんと!23名ものお客さんが集まった
椅子席では足りなくて座布団や、畳に直座りも
初生琵琶、久々の彼女の動いてる姿
ドキドキワクワク、たまらなく、躁のハイテンションモードに入ってしまった
LIVEは始まる前に、壇ノ浦の戦い(今回の演目)の物語がどんな内容かなどが語られた
あと、琵琶という楽器についても
彼女の愛機は、さつま琵琶
音の鳴りが女の人の声によく合うという
物語の中に、3種の神器の話が出てくるのだが、なんと!たぶん、誰でも買えるんじゃないかなぁ?と
どゆことや?!
正解は、セリアの仏壇コーナー(!)に1個100で売ってるのだそう!
もちろん、LIVE終わりにセリア行って買いましたさ
3種の神器、ありましたさ( *¯ ꒳¯*)
そんな楽しいトークから...
あらかじめ、歌の内容を解説してくれてたので、歌詞がすんなり入ってくる
そして、彼女の弾き始め、歌い始めのオーラに呑み込まれた
正に圧巻
鳥肌がたった
いただいた歌詞カードを見ながら、解説の内容を思い出し、目の前に壇ノ浦が広がる程だった
ステキなLIVEだった ほぅ...ため息
ライブ後のアフタートークで、質問などを受け付けてくれたので、質問しまくった
いちおー人の代理ということで、どんなLIVEだったかを報告せねばなるまいと、ノートに初めから演奏の感想、アフタートークの内容を全部レポートとして書き出して提出するつもりだったからだ
すると、出演者さんが属する会社の上司、とでもいうか、今までの彼女の琵琶の練習をずっと見守っていてくれた方、あたしが前働いてた店の常連さんだった方
が、君の旦那さん(別れたことは知らないらしい?)腕を骨折したって聞いたけど大丈夫?って
そんなこと、あたしは聞いてない、その方から初めて聞いた
それで代理で、か
アイツらしい、重要なことは言わない、ソコが嫌だったのも思い出した
モヤモヤしつつも、あたしはあたしに与えられた使命を果たすだけだ
LIVEの感想をレポートにして書いて提出する
それだけだ
そして、演奏後の琵琶奏者の彼女から衝撃的な事実を告げられる
あたし、自分の声だけが聴こえない、奇病なんです、と
だから、自分の声が聴こえない、発音が正しいかもわからないから、
例えば、言葉を覚えたての赤ちゃんが、
おかーさん、のことを、おたーたん、と言うように、そんな発音をしていたらしい
それを自覚させられた時は相当なショックだったという
そりゃそうだ...
人におかしいと指摘されながらも、どうやって正しく喋るのかがわからない
正にどん底の暗闇の人生だったという
しかし、大人になって、自分で病院探しができるようになってからは、正に血眼で自分を治せる人を探しまくったという
あたしは、お店で彼女と話をしてて、なんの違和感も感じなかった
それは、治療の訓練の賜物であったなんて知る由もなく...
自分がとても恥ずかしいものに感じた
彼女が出会った最良のセンセイ、というか、トレナーは
なんと、元アナウンサーで、今は後輩の育成に携わっている人だった
確かに、人に言葉を確実に伝えるテクニックを教えている、という点では納得のいく経歴だった
僕なら2回のカウンセリングであなたを直せますよ
なんと...
これまで病のためにどんなに苦しんだことかわからないのに、2回で治せるときたもんだ
でも、ダメ元で受けることにした彼女
本州へ、北海道から、滞在期間は5日だけ
しかもたった2回のカウンセリング
眉唾も詐欺も考えた
そして、カウンセリングの日
センセイはまずは彼女に、喋ってみて?おかしいとこはおかしいと指摘するから、と
彼女は喋った
黙って聴いているセンセイ
そして、センセイは口を開いた
あなたは「か」の発音が弱いかな
おたーたんとおかーさんでは、口の中の舌の位置が全然違うんだ
「が」になると喉の動きも変わって難しくなるよね
でも、それが正しい発音への道なんだ
細かく教えるから覚えて
と
彼女は必死で覚え、センセイからダメ出しをくらい、自分の声をレコーダーで聴いて、間違えに気づき、それはもう、それはもうもう...なレッスンだったそう
1回目のレッスンを終えて、、
すごく良くなったよ!とセンセイ
あとは、レコーダーで自分の声を確認するのを2日続けてね
次のレッスンは3日後
彼女はひたすらにレコーダーに声を吹き込んで練習を繰り返した
そして最後の、2回目のカウンセリングの日
彼女は喋り、センセイは黙って聴く
最後のレッスンは最終確認なので、力が入る
この音、惜しいけれど、舌の位置歯にあたる感覚喉の力の入れ具合、もっと確認して
など、厳しいものだった
そしてレッスンが終わり、、
センセイはパーフェクト!の結果を伝えた
あなたの病気は多分生まれついてのもので、治るということは考えないで、それとどう上手く付き合って行くかだと思う
その為には、毎日のレコーダー作業は続けてほしい、と、
夢である、琵琶の弾き語り奏者が歌えなくてどうする!
彼女のレコーダーとの戦いの毎日はそこから始まった
先にも言ったが、あたしは彼女と会話しても、なんの違和感も感じはしなかったし、
ましてや「壇ノ浦の戦い」を届けたいというハッキリとした意志を感じて、そして彼女の弾く琵琶の、彼女が発する言葉にガツン!と惹き込まれたのだ
本当に感動した
その後での耳の障害の話
ショック所ではなかった
彼女は今もたまにレコーダーで自分の発音を確認しているのだろう
これからずっと、永遠に
あたしには下心があった
自分が何故、元旦那の店を辞めなければいけなくなったのか、辞めるにあたっての苦心、などを聞いてもらって、可哀想に、お疲れさま、などと言ってもらいたかったんだろう
彼女の話を聞いて、あたしの悩みなんて、クソみたいな、屁みたいなもんだ、
心底自分がくだらないと思ったし、消えてなくなりたい思いだった
LIVEが終わって後片付けを手伝うフリをしながら、彼女と話す機会を伺っていた
やっぱり自分の口で伝えたかったのだ
あたしは障害を負って店を辞めることとなったこと、旦那と別れることになったこと、報告したくて...
いざ、告白してみると、
知ってるよ
と
心配過ぎて旦那と共通の友だちから聞いたらしい
とりあえず生きていてくれて良かったと思った、と
そんな、耳のことを伏せたまま、誰にも気付かれずに努力を続けてきた彼女の努力
ホントに頭がさがる
からっぽちゃんも大変な時に来てくれてありがとうね、という言葉をいただき
あたしはあたし自身の力で生きていかなければいけないんだと、強く感じた
離婚して出戻りし、父が亡くなって、母の扶養になって、高齢の母の年金に頼って生きてる自分が恥ずかしくてたまらなかった
母の認知症が進んでいるのもある
だから、障害年金をもらう覚悟を決めた
今は、社会で働くのは難しい
何度も何度もクビになり、自分の存在意義などを思ったりして...
でも、この家だけは守りたいんだ
ここは、自分の兄弟、お嫁さん、甥姪、が集まる場所なのだ
盆や正月などはせめてみんなで集まりたい
だから、この家をキープしたい
働けないあたしは、せめて、年金の力を借りて
何とか、していただきたいのです
なので、精神の主治医センセイ、
あたしに2級の資格をください
そして年金が受け取れますように
それが今の願いです
ちなみに彼女は奇病過ぎて、障害手帳も貰えないらしい...
この国って一体......
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