ハインリッヒの法則〜平穏な日常を守るために 事故を防ぐ考え方〜
「 ハインリッヒの法則 」をご存知ですか?
労働安全の先駆者であり、ある工場での労働災害を統計学的に調査したハインリッヒ氏による報告です。
はじめに…
この世の中は多くの方のはたらきや活動によって支えられています。
どんなに心のこもった行いであっても、
人間である以上ヒューマンエラーは発生するので
時に不幸な出来事が伴う危険性もあることを知っておかなくてはならないのです。
そうすることで、多くの人の笑顔を守ることができると考えてこの投稿をします。
どうか皆さまが安全に、健康に過ごせますように。
仕事をしている方、育児中の方、子どもも大人も
一人でも多くの方が安全に過ごせることを
心から願います。
〜 ハインリッヒの法則 〜
生命の危険を脅かす、障害を負うような出来事が起こる可能性は常に、既に発生しています。
■些細な事故の重なり合いによって起こる場合
■330件の事故とは…
「数千のある特定の不安全な行動・不安全な状態」
から発生している類似の事故が330件発生する。
・300件は無傷害の事故
・29件は傷害の事故
・1件は重大な傷害を伴う事故
につながる可能性があるという。
「同じ人間」による「特定の不安全な行動・状態」から「類似の事故」が起きている、というのがポイントだ。
つまり、ある場所(学校や会社等)でよく発生することではなく
1人1人 “特定の個人” が起こす
“ある不安全な行動” が
“何度も起きている場合”
330回事故が発生し、そのうち1件が重大事故につながるという確率を伝えている。
自分自身
家族
友人や仕事仲間
「ある不安全な行動」を見つけ
日常、既に起きている些細なトラブルに気付いていくことで重大事故を防ぐことができるのです。
「二度あることは三度ある」
日本でも、ことわざとなって教訓が伝えられています。
皆さんとその周りにいるすべての人の平穏な日常を願って、個別の不安全行動を意識していただく機会になったら幸いです。