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【2024年振り返り】たくさんの出会いに感謝。変化と世界の広がりを感じた1年。

2024年もいよいよ最後になりました。
今年は一言で表すと、「変化」の年だったと感じています。

話は遡り、昨年2023年。
母を亡くしたり、私自身が体調を崩したりと自分の生き方のスタンスを考えさせられた年でした。

このまま、やりたいこと、なりたい自分の姿を我慢して他人を羨みながら安定を求めて生きていくのは幸せなのだろうか。
急に明日世界が終わるとして、私はこのままの過ごし方で後悔しないだろうか。

そう思い、2023年10月から休学をしました。
いろんな境遇の人と会って、話して、自分自身もいろんな経験をさせてもらいました。


その延長線上にある2024年は「自分の思考の方向性を見直したい」と模索を続けた年。
2024年の目標は「失敗と挑戦に寛容になる」、「自分のときめく方向に進む」の2つでした。

かつて、私は新しいこと、変わったことが好きな一方、リスクヘッジを考えてしまうタイプ。
「とりあえずやってみる」ということが苦手な人間でした。
いつも頭で考える癖があり、自分が失敗してショックを受けることを減らす。ということに重点を置いて選択していました。

しかし、失敗したら終わりだと自身にプレッシャーをかけてしまい、自分で自分を苦しめることに。
守るはずの自分を「失敗してはならないと」ジワジワと追い詰めて、しんどい思いをさせていたことに気付いたのは最近です。

失敗を怖がる一方で、やってみたいと思うことを諦めきれなかった。
その思いが限界に達し、捨て身で飛び込んだからこそ、以前よりは自分に寛容になれたかなと思えます。
安定を求める一方で、安定と呼ばれる道に魅力を感じなかった私がようやく世間の物差しを捨てて、自分の物差しで自分の道を選択できそうです。



1年間の振り返り

1月~3月

リゾートバイトやおてつたび、旅行でさまざまな場所を転々としていました。

直島で見た夕焼け。

なにより、自分で選択してその場所にいる。
その事実に感動していました。
自分で働く場所を選んで、住む体験をする。
それが自分の人生自分で決めている充実感につながった
のだと思います。

4月~6月

頭で考えていた時期。
病院関係で下宿を離れられなかったため、何か始めようと画策していました。
自分のスキルアップのため、インターンや本屋でのアルバイトを始めようなんて思って面接の日々でした。

一方で、本をたくさん読むようになりました。
生活を楽しむ人、自分のコンプレックスと向き合っていった人、気づいたらライフワークができていた人。そんな人たちのノンフィクションのエッセイばかり読んでいました。
この頃はとにかく迷っていて、人生のロールモデルが欲しかったんです。

7月~9月

7月期島体験に参加しました。
ココが大きな転換期の1つです。
大切な友達、尊敬できる先輩たち、生き生きと働く大人に出会いました。
離島での生活の1つ1つに価値を感じて、日記をつけ始めました。
同期とは今でも会ったり、電話したりしています。

3カ月が短いと感じるほど。
正直、やりきれなかった思いもあり、それを次の活動につなげるべく動き始めています。

日常の風景が癒しだった。自然と人の大切さを知った。

10月~12月

島から帰ってきてすぐ、復学&就職活動を開始しました。
最初こそ、やはり大手か?安定した業界か?と典型的な就活病にかかり、世間の物差しで見ていましたが、、、。

視野を広げて、ベンチャーや中小企業を見始めて、自分軸を取り戻せました。
休学期間だけでなく、アルバイトやインターンなどで様々な組織、ポジションに飛び込んだからこそ見つけられた就活軸
素敵な大人や友達と出会えたからこそのなりたい自分像
それらに共感する組織、ビジョンの企業をいくつか見つけたためです。

やってきたこと1つ1つ。すべて成功ってわけでもないけど、点と点がつながって、線となって私の軸になったと実感しています。

まだまだフラフラしてるけど、方向は定まりつつある。
とりあえず就活時点では。
社会人になったら、見える世界も広がって、やりたいことも変わるんだろうな。
その度に挑戦できる心の土台づくりの1年だった。


2024年の総括

好きなように行動&就活を始めた1年。
明らかな転機の年でした。

価値観の変化と発見

すべてが自分の思った方向に進んで思い通りに行ったわけではありません。
予期していたことと違ったこと。憤りを感じたこと。
そんなこともたくさんありました。

リスクを考えても、直観で選んでも失敗するものだし、ミスマッチは起こりうるということ。
いわゆる「失敗した、、、」と思った時こそ自分の解像度が上がると思います。
私自身が周囲に対してこうあるべきだと思うこと、自分が自分に対して許せなかったことが自身の価値観なのだと。譲れないことなのだと気づくことができました。
失敗しても、自分の気持ちに正直になった結果だしいっか。と開き直れるように。

加えて、「人との出会い」が私にとって幸せそのものでした。
人生」という大きな命題を語り合った仲間。
私とあなたの人生が交わって私の人生が広がったこと。
私もあなたの世界を広げていれたらいいな。
彼らと進捗報告したり、将来を語り合ったり。
漠然と生きるのが辛かったけど、前を向いて生きることが楽しくなった。

どんなに嫌なことがあっても、それ以上に飛び込んで良かったと思える。
そんな出来事の側にはいつも心を通わせられる仲間との出会いがありました。

私もやっぱり1人で生きていけないんだな。
都会での焦燥感、一人が楽でも感じていた孤独感。
それに対する答えはこれだったのだと答え合わせができました。
(強がりでしたね笑)

「行動」の効能

就活を通して、「行動の心強さ」を実感しています。
成功とか失敗とか関係なく、行動したことで溜まった経験値が生きていると感じる場面が増えたからです。

主に以下の2つ。
1つ目は、行動して出会いが増え自分と他者間で価値観の折衝や刷新が起きたこと。
自分の内面に対する解像度が上がって、自分の譲れないものが明らかになったり、自分の価値観を改めたり。
要はそのままでいいんですよね。ものごとにたいして自分に素直でいても良い。

特に私は、価値観を無理に言語化しなくてもいいと思えました。
どうやっても自分の感覚には抗えない。事象に対して良いか嫌か。良くも悪くも自然と判断はついてしまう。
許せない!嫌だ!と思った経験・人がいれば、距離を置けばいいだけです。
自分の価値観が良い、悪いと判断するのに頭はいらないんだと気づきました。
大切なのは行動してサンプルを増やし、より良い選択に繋げること。

2つ目は、言葉の説得力。
よく、言葉より行動といいますが。
就職活動のESや面接。就活の要は基本的に言葉だと思っています。
だからこそ、経験は言葉の強力な後ろ盾になる。
やっぱり、自分の好きなこと、経験した思い出を語ってるESや面接は通りやすい笑
気持ちが乗っていることは喋り方で自然と伝わる。
だからこそ、やってみたいという興味・関心の軸
はブレることなく行動していたい


好きなように生きた1年だったからこそ。

この時点の私が興味ある事、好きなこと、やりがいを感じられることに対して素直に正直に生きていく。
頭でっかちで生きていた私が、心で選択する怖さを軽減できた1年。
来年はもっと飛躍して、私らしい1年にできたらいいな💐

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