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盲目整体師がはまっている沼。

全盲の整体師、高野をサポートしているささきです。
昨年から2023年4月現在にかけて、
高野には、はまっているものがあります。

それは・・・・・、、
「稲盛和夫」氏!

今回は、高野が稲盛さんの考え方を勉強するにあたり、
私が受けている被害(!?)、ではなく
しているサポートについてのお話です。

稲盛和夫氏は言わずと知れた「経営の神様」
京セラ、第二電電(現KDDI)の創業者であり、
JALの再建に尽力したことでも知られていますが・・・

昨年の春~夏にかけてぐらいから、
(稲盛さんが亡くなるより前ぐらいから)
高野は急に稲盛さんにはまり始め・・・
毎日、稲盛さんの講話を聴くようになりました。

それはまったく構わないのですが・・・・、
全盲でまったく見えないため、
ここでもいろいろとサポートが必要だったのです!!

【その1】
◆メルカリのアカウントを作ることになった。
(ささきの名前で。私は使う予定がなかったのに)

稲盛さんの講演録(DVDやCD)は、
京セラの「盛和塾」で作られたものが多く、
一般の書店等には流通していないので、
入手しようと思ったら、
持っている人から直接購入しなければなりません。

高野は自分では、アカウント開設ができないので、
(視覚障がい者用の読み上げ用ブラウザは一般的なGoogleやEdgeではないのでPCが思うようには動かしづらいのです。)

私が代わりにアカウントを作り、、
稲盛さんの講話DVDを購入しました。
今、私のメルカリの購入履歴は、ほぼほぼ稲盛さんです。
(私が自分用に買ったのは、「食生活アドバイザー」テキスト800円也、だけです)

【その2】
◆Amazonで稲盛さん関連の書籍や雑誌購入。
(Amazonも私のアカウント)
購入すること自体は大した手間ではありません。
その後、Amazonから「あなたにおすすめ」の
稲盛さん関連の書籍が紹介されるメールが届き続けますが、、
そのことも大した問題ではありません。

問題は・・・
「朗読」が必要なこと!!
普通の書籍はいいんです。。普通に最初から読んでいけばいいので。。
問題は「雑誌」!!(とDVD付属のワークブックとか)
特に写真や図が多い記事の「雑誌」は読みづらい!!
間に写真の説明が入っていたりするし、
どういう順序で読むべきなのか、迷います。。
そして、稲盛さんの記事って、、
膨大にあるんですよね・・・。
稲盛さんご自身のお言葉だけではなくて、
京セラフィロソフィーを実践して、どうだったか、という
世の中の多くの経営者の方のインタビューとか。

いくつかは私が読みましたが、、
時間が足りず、、
最終的に高野は朗読ボランティアさんに依頼をしたようです。
(数か月かかるんですよ。。ボランティアさんたいへんです(汗))

【その3】
◆「稲盛デジタル図書館」の講演動画の再生ボタンを押すというプチ作業。

「盛和塾」の講演DVDを視聴し尽くした高野がたどり着いたのが
オフィシャルサイトの「稲盛デジタル図書館」
会員登録してサブスクで聴き放題、とお得なのですが・・・、、
動画の再生ボタンって、スマホでは平面でのっぺりしていますよね。。
この三角(▲)の再生ボタンを押すためだけに呼ばれるという・・・・
まあ、見えないから仕方ないですが。。

【その4】
◆高野から稲盛哲学を毎日聴くことになる。。

当然と言えば当然、なのですが、、
稲盛さんの講話から得た内容を私に話してくれます。
内容は割愛しますが・・・
私は前職の会社が京セラフィロソフィーベースの会社だったので、、
聞きなじみのある言葉と内容で、
聞いていて面白いですし、勉強になりますが、、
普通の整体院の受付の女性にしゃべったら引かれるんじゃないですかね??

【まとめ】
◆高野が稲盛哲学にはまったのは、全盲だから!?


施術にしろ、集客にしろ、「やり方」
目が見えないと、、身に着けることのハードルが高いうえ、
正しく再現できるかも、難しいのです。。
一方「考え方」は、
知って、学び、考え、実践すればよいので、、
目が見えようが、見えまいが、同じスタートに立てます。

毎日、毎日、熱心に稲盛哲学を聴いている姿を見て、
今度余裕ができたら、京セラの「稲盛ライブラリー」
連れていってあげたいな、と思ったのでした。







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