8月1日、事件は起きた
さて、いよいよ事件です。
手術の翌朝、順調に起床し
(まあ、真夜中ちょこちょこ起きましたが)
朝食も運ばれてきました。
前回の全摘の手術の時は
翌朝も本当にしんどくて
ベッドの上の机に乗せられた朝食、
トレイの奥側に手を伸ばす力さえ沸かずに
手前にあった、牛乳とパンだけを
何とか貪って…ぐらいだったのですが
普通に起き上がれるし、
全部食べられるし、
何だか全然大丈夫!
とにかく全身麻酔の翌日の重だるさを
本当に試練、と覚悟していたのですが
これなら前回より楽だ〜、やったー!
と思っていました。
朝食後、起き上がれるかのチェックと共に
尿の管や、足の圧迫する機械を外して貰い、
術着からパジャマにも着替えさせて貰い、
無事に元のお部屋へ。
その間にも、
主治医の先生はじめ、形成の先生が
細かく細かく、血管の流れをチェックしにきます。
術後すぐがとにかく大切らしいこの作業。
元々ほそーい血管と血管を繋ぎ合わせるのですから
お互いが同じくらいの血管なのが大切らしいです。
太すぎても、細すぎても、詰まってしまう。
私の場合、動脈は元気に繋がり
しゃこーんしゃこーんと元気な音を立てていたのですが
術前でも苦労していた静脈がちょっと細くて
なかなか見つからない…
それでも、細々とは流れていたので、
そのうちに段々流れるようになっていきます!
と説明はされていました。
ですが…
お部屋に戻ったあと、昼食が運ばれ
忘れもしない、親子煮。
術後にはヘビーだわ、と思いながら
食べないと回復しないし、と
なんとか食べ切って、
その後主治医がやってきて
傷をみたら
「あ、これは…」
と言われ、
どうやら一気に血流が悪くなって鬱血していたみたい。
「これはもう無理ですね、再手術しましょう!」
って、え!?
と思っている間に
「何時までご飯食べましたか?」
た、たった今さっきまで苦労して食べてました…
「飲水は?」
た、たった今…
そんなこと言ってられないから、
手術室の空き探してきます!
とあっという間にことが進み、
同意書を用意され取り急ぎサインをして、
主治医が再手術を決心したのが14時。
手術は15時。って、ほんと何も考える余裕がない!
というスピード感で、あっという間に連れて行かれました。
術後の回復室のために持って行った荷物、
まだ怠くて荷解きしてなくて
良かった♪
なんてポジティブに考える間も無く、
なぜ、私は2日連続で
手術室前にいるんだ…
と思いながらあっという間に呼び出され
またおねんねしたのでした…
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