妊婦としての新型コロナウイルスに対する心構え。あかりのマタニティ日記vol.6
おはようございます!薬剤師妊婦のはとりです!
世界中で新型コロナウイルスが流行、緊急事態宣言が発令されて3週間となります。
私が住んでいる東京でも、駅前のショッピングモールは休業され人通りはぐっと少なくなっています。
1日も早い収束と普段の生活が戻ることを祈るばかりです。
妊婦さん、怯えないで
妊婦さんの中には「もしうつったらどうしよう…」と不安になっている方もいると思います。
私自身、現在妊娠8ヶ月です。
妊婦は一般的に、ホルモンバランスの変化や胎児を受け入れるために免疫力が落ちていると言われています。
また横隔膜が上がって換気が不完全だったりうっ血しやすいなどの理由で、肺炎になった場合は重症化しやすいとも言われています。
体調も妊娠前とは異なり、自分でもなかなかコントロールできないことも多いですよね。
不安になる気持ちも分かります。
ただ私が薬剤師としての立場から言えることは、「むやみに恐れることでかえってよくない影響もある」のではないかいうことです。
「妊娠中はストレスを溜めないようにしましょう」
というのは、よく聞く話ですよね。
ストレスによって末梢血管が収縮してしまうと、血流が悪くなり冷えが起こります。
便秘や足のつり、つわりなどお母さん自身の体調管理にも悪い影響を及ぼしますし、免疫力も低下させてしまいます。
そして何より赤ちゃんは冷えが大嫌い。
きちんと酸素と栄養を届けるためにも、ストレスは大敵なのです。
また、妊娠したときから赤ちゃんとお母さんは一心同体。
お母さんが感じている感情は、そのまま赤ちゃんにも伝播すると言われています。
コロナの影響で不安なこともたくさんありますが、できるだけストレスを感じないよう、うまくメンタルコントロールをしていけるようにしたいものです。
私が唯一、なんとか解決してほしいと願っているのは「出産難民」問題。
移動が制限され、里帰り出産を諦めた妊婦さんを受け入れてくれる病院が見つからない問題です。
ただでさえ不安が大きくなりやすい時期。
「どこで産めばいいのか分からない」というのは心身への負担はかなりのものだと思います。
すべての妊婦さんが安心して出産できるようになってほしいと思います。
私が心がけていること
私の場合、ほとんど不安を感じていません。
もちろん、症状の出ない不顕性感染でまわりの人にうつしてしまわないよう、人と触れ合うような外出をしないことと咳エチケットなどには気をつけています。
なぜ不安を感じていないのか。
それはやはり、相手が誰であろうと、新型のウイルスであろうと、自分の体の状態が1番の要だと思うからです。
私が心がけているのは、とにかく体力、免疫力を落とさないこと。
しっかり食べる。
しっかり寝る。
適度に運動する。
疲れたら休む。
新鮮な空気を深呼吸する。
笑う!!
これをきちんとやっていれば、十分だと思います!
普段からこうしたことを心がけておくことが、ウイルスに負けない体、そして命を育むために必要な体づくりに繋がるのです!
私が日々気をつけているのはこんなこと。
・1日3食手作り和食できちんといただくこと。
・2時間を目標にウォーキングをすること。
・気づいた時にスクワットをすること。
・最低6時間は寝ること。
・窓を開けて深呼吸すること。
・お腹のぱくちゃんに話しかけること。
・感謝の気持ちを言葉に出すこと。
それに加えて、足りない分の栄養を補い体のバランスをとるために、漢方やサプリメントを取り入れています。
もし感染して症状が出てしまったとしても、漢方をはじめとする初期対応の仕方も心得ているので、大丈夫と信じています!
お仕事や子育てで忙しくても、出来ることをひとつでもふたつでも取り入れてほしいですが、ストレスになるのは禁物。
「やらなくてはいけない」のではなく、自分のために赤ちゃんのために「やりたい」と思ったらぜひ実践しましょう。
必要であれば私のように上手にサプリメントに頼ることも大切だと思います。
外出自粛とされていますが、妊婦さんの運動不足は難産につながる可能性大です!
感染リスクを抑えるため人と接触しないように気をつければ、散歩はしてもいいと思っています。むしろしないとだめです!
家にこもりきりの妊婦さん、外へ出ましょう。たくさん歩きましょう!
春の陽射しがぽかぽか、お花も綺麗に咲き誇り、歩くだけで幸せな気分になりますよ♪
きっと大丈夫
また、胎児への影響は今のところ不明との厚生労働省の判断ですが、普段の風邪の10〜15%程はこのコロナウイルス。
ほぼ影響はないと思って問題ないでしょう。
東洋医学では「恐れ」は「腎」といわれる生命エネルギーの源に負担をかけると考えられています。
むやみに怖がり過ぎてしまうことは、自分の体、そしてお腹の赤ちゃんにも負担をかけることになるのです。
周りの状況に右往左往するよりも、自分自身の体と向き合い、自信をもって過ごしていきましょう!
きっと大丈夫です!!
日々の生活を見直して、こんな時だからこそ活き活きと過ごしていきたいものですね。
皆さんが幸せな出産、子育てを迎えられますように。