42つ目のあじ(SAKURA&ピロ庵) 花よりザンギ。
「花より団子」
花を見るより食い気。
春に限らずどの季節でも使われる言葉である。
さて、今回はそんな団子をザンギに仕立て上げると言うピロザンギ団が繰り出す中でも飛びきりの暴挙について書いていこう。
桜の季節にサクラを疑われる
世間がゴールデンウィークを迎える頃の話だ。
北海道で桜が咲くタイミングが例年この時期であり、まさに季節感のある味。(誤算だったのは、今年北海道全体で異様なほど桜が咲くの早かったことか)
連休の時期に、サッカーを観戦しに札幌へ来た際の帰りに寄った。
サクラを疑われている人がSAKURAと名のついたザンギを食う。
中々に面白い味だったな、と思った。
「山田くーん、カネコさんにお布団1枚。」
「ダメだ、殴れない。」
ゆいまーるが暴れて起こした桜吹雪から2ヶ月ほど進んだ頃。
今度はおーるばっくが暴れ始めた。
おさらいしますよ。
ピクニックランチフェスタです。
・・・和菓子って書いてるんですよ。
ザンギ屋なのに。
この違和感。俺の血が騒いだよ。
誰よりも先にこの謎を解いてやろうってね。
恵庭へ急行。文字通り急行。
この山になってるパッケージを横から見たときに衝撃が走ったよ。
もう見えちゃいけないものが見えてたの。
買ったときにおーるばっくにこう言いました。
「まず食べてくる。場合によっては、お前を殴るっ。」
車に戻り、ピロ庵を開封した。
ええ、想像以上でした。
正直言います。口に入れるの怖かったです。
覚悟を決めていざ実食。
・・・嘘だろ?
美味いんですけど。
あんこがちょうど良い甘さだったのがマッチしたのよね。
売り場に戻りましたが、宣言通り殴れなかったです。
まあ手が滑ったと言って殴っても無罪かなとは思いましたが、さすがにこれ前にしたら美味いとしか言えませんでした。
どうやら俺が持った感想は間違ってなかったようで、このピロ庵は大好評だったようだ。
まあ内容が内容だけにリピートは難しそうだが、それを希望する人が出たのも事実。
この先、どこかでこう言うピロザンギに遭遇しちゃう人が出ると思うのでアドバイスしておきますね。
「彼らは、こう言うことやるんだよ。」