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モラハラ夫が妻に責任転嫁するのはなぜ?原因と3つの対処方法

モラハラの被害で日々苦しんでいるあなたへ。

お疲れ様です。

今回のテーマは…
“責任転嫁”

「また私のせい…?なんでいつもこうなの?」

あなたは、夫の言葉に傷つき、自分を責めてしまう日々を送っていませんか?

モラハラ夫の常套手段である「責任転嫁」に苦しんでいる方は、たくさんいます。

この記事では、モラハラ夫が責任転嫁する心理的原因、具体的な言動パターン、そして効果的な対処法を詳しく解説します。

もう一人で悩まないで大丈夫。

この記事を読むことで、モラハラ夫の責任転嫁のメカニズムを理解し、自分を守るための具体的な方法を身につけることができます。

この記事で得られる知識
・モラハラ夫が責任転嫁するメカニズムがわかる

では解説していきます

モラハラ夫が責任転嫁する心理とは?その原因を徹底解説

モラハラ夫が責任転嫁を繰り返す背景には、
様々な心理的要因が潜んでいます。

自己愛性パーソナリティ障害との関連性

自己愛性パーソナリティ障害とは、
自己中心的で、他者への共感性に欠ける人格障害です。

モラハラ加害者の中には、この障害を抱えている人が少なくありません。

自己愛性パーソナリティ障害の主な特徴

*誇大な自己重要感
自分は特別で優れており、賞賛や特別な扱いを受けるべきだと考えている。

* 賞賛への渇望
常に周囲から認められ、賞賛されたいという強い欲求がある。

* 共感性の欠如
他者の感情やニーズを理解したり、共感することが難しい。

* 傲慢な態度
尊大で横柄な態度を取り、他者を見下す傾向がある。

* 対人関係の利用
自分の目的を達成するためには、他人を利用したり、コントロールすることをためらわない。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、自分の非を認めず、常に自分が正しいと思い込む傾向が強いのが特徴。

そのため、何か問題が起こると、自分の責任を認めずに、他者に責任を転嫁してしまいます。

幼少期のトラウマ体験による影響

幼少期に虐待やネグレクトなどのトラウマ体験をした人は、自己肯定感が低く、不安や恐怖を感じやすい傾向が強くなりやすい。

実は、過去の私がそうでした。
毒親育ちの影響で、自分を守る手段が責任転嫁でした。

誰も自分を守ってくれない…

幼少期のトラウマの影響で、
私は、最初の結婚をした時はモラハラ妻になってしまいました。(苦笑)

その後、再婚して今度はモラハラ夫の被害者に…

そこでやっと目が覚めたのです。

なので、
モラハラ夫が責任転嫁するメカニズムは理解できるのです。

もちろん、モラハラ夫の責任転嫁を擁護する気持ちはありません。

記事を読んで下さっている読者様の中には、これを聞いて感情的に理解できない方もいると思います。

感情的に理解できなくても、責任転嫁のメカニズムを理解することで、あらゆる人間関係に応用できます。

以下は、私が責任転嫁についてSNSで発信したメッセージです。

モラハラ夫ほどでなくても、
人は自分に自信がなかったり、不安を感じるとき誰かのせいにしたくなることはあります。

話が脱線してしまい、すみません。

話を戻すと、
モラハラ夫の責任転嫁の原因はあなたではないということです。

モラハラ夫の責任転嫁は、彼ら自身のトラウマ、不安、恐怖などが原因である可能性も考えられます。

しかし、だからといって彼らの行動が正当化されるわけではありません。

大事なことは、あなたは悪くないということです。

支配欲求と自己肯定感の低さ

モラハラ夫は、支配欲求が強く、妻をコントロールしたいと考えています。

責任転嫁は、妻を精神的に支配し、従わせるためのとても有効な手段なのです。

また、
モラハラ夫自身も、実は自己肯定感が低い場合があります。

自分の弱さを認めたくないため、責任転嫁によって、自分を守ろうとしています。

モラハラ夫の弱さがわかれば、あなたの恐怖心も軽くなるはずです。

モラハラ夫の責任転嫁のパターンと特徴

モラハラ夫の責任転嫁には、いくつかのパターンと特徴があります。

責任転嫁の典型的な言動事例
「お前が〇〇したから、こうなったんだ」

「お前が〇〇しなければ、こんなことにはならなかった」

「お前のせいで、俺はこんなに苦労している」

モラハラ夫は、このような言葉を繰り返し使うことで、妻を責め立て、精神的に追い詰めます。

責任転嫁の目的は、自己保身。

自己保身のために、相手を責めているだけです。

だから、あなたは悪くない。

巧妙な言い訳とガスライティング

モラハラ夫は、責任転嫁する際に、巧妙な言い訳やガスライティングを用いることがあります。

ガスライティングとは、相手を混乱させ、自分の記憶や判断力を疑わせるような心理操作。

ガスライティングについては、過去の記事で詳しく書いているのでそちらも併せてお読みください。

記事内容を要約すると以下の通り

ガスライティングとは?
* 嘘をついて妻の認識を歪ませる
* 妻の記憶や発言を否定する
* 妻の感情や感覚を否定する

典型的なガスライティングは、
「そんなこと言ってない!」「そんなことない」という言葉。

これは、相手の発言を全否定する言葉。

モラハラ夫は、
ガスライティングによって、妻の精神を不安定にし、自分の支配下に置きます。

モラハラ夫の責任転嫁への効果的な対処法

モラハラ夫の責任転嫁に苦しんでいる方は、以下の対処法を試してみてください。

感情的な反応を避け、冷静に対応する

モラハラ夫の言葉に感情的に反応してしまうと、相手の思うツボです。

冷静さを保ち、感情的な反応を避けましょう。

とはいえ、
冷静な対応をするのは難しいのも事実。

私が実践して最も効果があったのは深呼吸です。

気持ちが不安だと、呼吸が浅くなります。 

呼吸が浅くなるのは、緊張やストレスを感じているからです。

緊張していると、深呼吸をしようと思っても、なかなかうまくいきません。

私はこれを知らず、長い間ずっと浅い呼吸をしていました。

たかが、深呼吸ですが意識して取り組まないと身につきません。

私が試行錯誤して身に付けた深呼吸のコツを紹介します。

深呼吸をマスターするための事前準備
1. 呼吸を数える
*息を吸う時、吐く時、心の中で数を数える。
例えば、
「吸って、1、2、3…」
「吐いて、1、2、3…」のように…

呼吸に意識を集中することで、
自然と深くなることがあります。

*吸う時間と吐く時間を同じにする

2. 腹式呼吸を意識する
*お腹に手を当て、息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹をへこませるように意識する

胸ではなく、お腹で呼吸をするように意識することが大切です。

横隔膜を上下させるように意識すると、より深く呼吸できます。
どうしても、腹式呼吸ができない場合は、横になってやると自然に腹式呼吸ができます。

3. 身体を動かす
*軽いストレッチやヨガなど、身体を動かす
〜筋肉の緊張がほぐれ、呼吸が深まりやすくなります〜

*肩や胸周りのストレッチは効果的
首や肩を回したり、肩甲骨を寄せるストレッチをして筋肉がほぐれてくると、深呼吸しやすくなります。

自己肯定感を高め、毅然とした態度を取る

モラハラ夫の責任転嫁に屈しないためには、自己肯定感を高めることが重要です。

「私は悪くない」と自分に言い聞かせ、毅然とした態度で夫に立ち向かいましょう。

責任転嫁を繰り返すモラハラ夫との将来

モラハラ夫の責任転嫁が改善される見込みは低いのが現実です。

改善の可能性を見極めるポイント

夫が自分の問題を自覚し、改善しようと努力しているか、
あなたの安全と幸福を最優先に考えているか
これらのポイントを参考に、夫との将来について慎重に考えてみましょう。

別居・離婚という選択肢

モラハラ夫の責任転嫁が改善されない場合、別居や離婚という選択肢も視野に入れる必要があります。

自分と子どもの未来を守る

モラハラ夫の責任転嫁から解放され、自分と子どもの未来を守るために、まずは一歩踏み出してみましょう。

専門家に相談する前に、
まずは何から始めればいいかについてのマニュアルを作成しましたので、
参考にしてみてください。

それぞれの項目について、
頭で考えるのでなく、必ず紙に書き出してみてください。

書き出す事で、頭の中でグルグル回って混乱していたことが具体的に見えてきます。

【子連れ離婚のセルフチェックマニュアル】
1. 離婚の決意を固める
*なぜ離婚したいのか?
・具体的な理由、離婚原因を書き出す。
・夫婦関係修復の可能性はあるか?
・離婚以外の選択肢(別居、カウンセリングなど)も検討してみる。
*離婚後の生活をイメージする
・仕事、住居、経済状況はどうなるか?
・ひとり親家庭の支援制度について調べる
・お子さんの学校、保育園はどうするか?
*離婚の意思を相手に伝える準備
・どのように伝えるか、タイミング、伝え方を考える
・相手の反応を想定し、冷静に話し合えるように準備する

2. 子どもについて
*親権
・どちらが親権者になるのが適切か?
・お子さんの年齢、性別、性格、環境などを考慮する
・共同親権という選択肢もあります。
*養育費
・下記の養育費計算ツールで養育費の目安を計算する。
・支払い方法、期間などを検討する。
*面会交流
・頻度、方法、場所などを具体的に考えましょう。
・お子さんの年齢や状況に合わせて柔軟に対応しましょう。

3. 財産
*財産をリストアップする
・預貯金、不動産、自動車、保険、借金など、すべての財産を書き出す。
・それぞれの財産の価値を調べる。
*財産分与
・夫婦で築いた財産をどのように分けるか考える。
・法律上の財産分与の割合は2分の1

4. 証拠集め
*離婚原因となる証拠
不貞行為、暴力、DV、モラハラなどの証拠を集める。
写真、動画、音声録音、メール、LINEの履歴などが有効。
*財産に関する証拠
預金通帳、給与明細、不動産の登記簿謄本など、財産状況を証明する書類を集める。

5. 専門家への相談準備
*気になる点をリストアップしておく
・離婚手続き、親権、養育費、財産分与など、疑問点を整理しておく。
*相談する専門家を探す
・まずは無料相談を複数受けてることをおすすめします

セルフチェックマニュアルは、とりあえず書けるところだけ書いてみましょう。

わからないことは、専門家に相談すれば大丈夫です。

意外と知らない人が多いですが、離婚相談は弁護士以外にも司法書士や行政書士などでも可能です。

司法書士や行政書士に依頼することで、費用を抑えられます。

それについては、過去の記事で紹介しています。【ステップ4.別居・離婚の準備を進める】を参考にしてみて下さい。

まずは、このマニュアルでセルフチェックを行い、
必要に応じて専門家(弁護士、行政書士など)に相談することをおすすめします。

ひとりで抱え込まず、信頼できる人に相談してあなたの心を安定させてください。

やる事が多いので、1人で全部やろうとすると途中で挫折します。

信頼できる実家の親、友人、などの協力は必須です。

モラハラ夫の責任転嫁まとめ

さて、今回の記事内容はいかがでしたか?
最後にもう一度、今回の記事内容のまとめをしておきます。

モラハラ夫が責任転嫁する3つの理由
・自己愛性パーソナリティ障害
・幼少期のトラウマ
・支配欲求と自己肯定感の低さ

モラハラ夫の責任転嫁のパターン
・言い訳
・ガスライティング
(そんなことない、そんなこと言ってない等)

モラハラ夫の責任転嫁への対処法
・冷静に対応する
・毅然とした態度で接する

モラハラ夫の責任転嫁は、妻の精神を深く傷つける行為です。

この記事で紹介した対処法を参考に、自分を守るための行動を起こしてください。

あなたは一人ではありません。

勇気を出して、周りの人に助けを求めることで、必ず明るい未来を切り開くことができます。

もし、誰にも相談できずに悩んでいたら私のLINEにメッセージください。

相談は全て無料です。

今日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたの幸せを心からお祈りします♡


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