モラハラ夫の認知症について妻が知っておくべき7つの問題点
モラハラ夫の被害で日々苦しんでいるあなたへ。
お疲れ様です。
今回のテーマは…
“モラハラ夫と認知症”
今のモラハラ夫との共同生活も辛いけど、
その上、もし認知症にでもなったら...?
そんな不安を抱えているのは、
あなただけではありません。
厚生労働省の調査によると、
高齢者虐待の加害者の約7割は配偶者。
虐待の背景には認知症が潜んでいるケースも少なくありません。
モラハラ夫が認知症を発症すると、
妻の負担は計り知れないものとなります。
この記事では、
モラ夫の認知症によって妻が直面する問題点、
そしてモラハラ夫の認知症対策について解説。
一人で悩みを抱え込まず、
適切なサポートを受けることで、あなたは新たな一歩を踏み出すことができます。
この記事を読むメリット
・モラハラ夫の認知症があなたに及ぼす具体的影響がわかる。
・モラハラ夫が認知症になった時、あなたの取るべき対策がわかる。
では、解説していきます。
モラハラ夫の認知症と妻が直面する7つの困難
モラハラ夫の認知症発症は、
あなたにとって更なる試練の始まりです。
これまでの暴力や暴言に加え、
徘徊、記憶障害、介護拒否など、
認知症特有の問題行動で妻の負担をさらに増大。
周囲の理解不足や孤立感も、妻の心を深く傷つけます。
問題点1:悪化するモラハラ、エスカレートする暴言や暴力
認知症により、
モラハラ夫の攻撃性はさらにエスカレートする可能性があります。
記憶障害や判断力の低下により、理不尽な言動や暴力が増加。
あなたは心身ともに追い詰められてしまうでしょう。
問題点2:モラハラ夫の介護拒否、認知症による新たなモラハラ行為
認知症の症状の一つに、介護拒否があります。
モラハラ夫は、自分の状態を認めず、必要な介護を拒否するかもしれません。
介護拒否は、
妻にとって新たなモラハラ、大きなストレスとなるでしょう。
問題点3:孤立化する妻、誰にも相談できない苦悩
モラハラ夫の認知症は、妻をさらに孤立させます。
周囲に相談しづらい状況に加え、介護の負担が増えます。
あなたは社会とのつながりを失い、孤独感を深めてしまうでしょう。
認知症介護とモラハラ、妻の負担は限界を超える
認知症介護とモラハラ…
あなたの負担は限界を超えます。
身体的負担、精神的負担、経済的負担…
終わりが見えない介護と、心ない言葉の暴力で、あなたの心と体は悲鳴をあげてしまうでしょう。
問題点4:身体的負担、介護と家事の両立
認知症の介護は、
身体的な負担が大きく、
あなたに大きな負担をかけるでしょう。
食事、入浴、排泄介助など、
常にモラハラ夫に付き添い、身の回りの世話をする必要があります。
介護保険制度における要介護認定の段階は以下の通りです。
・要介護1: 軽度の状態。立ち上がりや歩行などに部分的な介助が必要な場合。
・要介護2: 中程度の状態。入浴、排泄、食事などに介助が必要な場合。
・要介護3: 重度の状態。常に介護が必要で、日中の大半をベッド上で過ごす場合。
・要介護4: 重度の状態。常に介護が必要で、ほとんどベッド上で過ごす場合。
・要介護5: 最重度の状態。常に介護が必要で、寝たきりの場合。
認知症の場合、
こちらの言ったことをすぐ忘れるので要介護1でも目を離せません。
ガス、電気、水道を、
出しっぱなし、つけっぱなしは日常茶飯事。
認知症は、
身体が元気でも目が離せないのが他の介護との大きな違いです。
問題点5:精神的負担、終わりが見えない絶望感
モラハラ夫の介護は、精神的な負担も計り知れません。
暴言や暴力、介護拒否など、日々のストレスに加え、将来への不安や絶望感が妻を襲います。
「この状況はいつまで続くのか」
「私はこれからどうすればいいのか」
そんな思いが、
あなたの心を蝕んでいくでしょう。
認知症介護は本当に大変です。
在宅で介護しているご家族のためのレスパイトケアをご存知ですか?
介護を一時的に施設などに任せ、ご家族が休息できるサービスです。
心身のリフレッシュや用事など、様々な場面で活用できます。
レスパイトケアについて紹介しているサイトはたくさんありますが、代表的なものを紹介します。
ご自身の状況に合わせて、必要な情報を探してみてください。
もし、どのサイトを見ればいいか迷う場合は、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センターにご相談されるのも良いでしょう。
【補足】
・レスパイトケアは、介護保険サービスを利用する場合と、自費で利用する場合があります。
・利用できるサービスの種類や費用、利用条件などは、サービス提供事業者によって異なります。
・事前に、サービス内容や費用などをよく確認し、ご自身の状況に合ったサービスを選びましょう。
問題点6:経済的負担、介護費用と生活費の捻出
認知症の介護には、多額の費用がかかります。
介護サービスの利用料、医療費、おむつなどの消耗品費など、様々な出費が必要です。
さらに、夫が働けなくなることで、収入が減少し、生活費の捻出も困難になるかもしれません。
在宅で介護する場合、
費用は要介護度や利用するサービスによって大きく変動します。
以下に要介護1から5までの平均的な費用の目安をざっくりと示します。
【介護保険サービス利用時の自己負担額の目安】
・要介護1: 月額5,000円~15,000円程度
・要介護2: 月額10,000円~25,000円程度
・要介護3: 月額15,000円~35,000円程度
・要介護4: 月額20,000円~45,000円程度
・要介護5: 月額25,000円~55,000円程度
【上記以外にかかる可能性のある費用】
・おむつ代: 月額5,000円~10,000円程度
・介護用食品: 月額5,000円~10,000円程度
・住宅改修費: 数万円~数十万円(初期費用、介護保険適用可)
・福祉用具レンタル・購入費: 数千円~数万円(月額、介護保険適用可)
・訪問介護員への交通費: 1回あたり数百円程度
問題点7.:医療機関との連携の難しさ、適切な治療の遅れ
モラハラ夫の認知症が進行すると、
妄想や暴言、暴力などの症状が悪化、あなたへの身体的・精神的負担がさらに増大する危険性があります。
適切な治療やケアが必要となりますが、
モラハラ夫が医療機関への受診を拒否したり、
医師や看護師への暴言・暴力によって治療が困難になるケースも考えられます。
あなたは、医療機関との連携や適切な治療の確保に苦労し、精神的な疲弊をさらに深める可能性があります。
モラハラ夫の認知症、妻が取るべき対策とは
ここからは、認知症になったモラハラ夫への対策について解説します。
対策1:介護サービスの利用、プロの力を借りる
認知症介護は、一人で抱え込むべきものではありません。
訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々な介護サービスを利用することで、あなたの負担を軽減することができます。
プロの力を借りることで、精神的にもゆとりが生まれるでしょう。
対策2:相談窓口への相談、一人で抱え込まない
悩みや不安は、一人で抱え込まず、相談窓口に相談しましょう。
地域包括支援センター、認知症コールセンター、配偶者暴力相談支援センターなど、様々な相談窓口があります。
専門家のアドバイスを受けることで、新たな視点や解決策が見つかるかもしれません。
対策3:離婚、新たな人生のスタート
モラハラ夫の認知症介護は、
あなたにとって大きな負担となります。
離婚という選択肢も、決して間違いではありません。
自分の人生を大切にし、
新たなスタートを切ることも勇気ある決断です。
モラハラ夫の認知症、制度と支援
認知症のモラハラ夫の介護は、
身体的、精神的、経済的な負担が大きいため、様々な制度を活用することが重要です。
制度1:介護保険、利用できるサービスと手続き
介護保険制度を利用することで、様々な介護サービスを受けることができます。
要介護認定の申請、ケアプランの作成など、手続きが必要となりますが、専門家に相談しながら進めることができます。
制度2:虐待防止、相談窓口と対応
高齢者虐待は、決して許されることではありません。
もし、モラハラ夫から虐待を受けている場合は、すぐに相談窓口に連絡しましょう。
警察や地域包括支援センターなどが、適切な対応を取ってくれます。
制度3:経済的支援、利用できる制度
認知症介護には、様々な経済的支援制度があります。
介護保険の自己負担軽減制度、高額介護サービス費支給制度など、状況に応じて利用できる制度があります。
モラハラ夫の認知症、妻が自分らしく生きるために
長年のモラハラ、そして認知症介護という二重の負担。
まずは、あなたの心と体を大切にすることから始めましょう。
専門機関や支援団体に相談し、必要なサポートを受け、休息を取りましょう。
そして、少しずつでも「自分らしさ」を取り戻す時間を作ってください。
趣味を楽しんだり、友人と会ったり、あなたが笑顔になれることを大切にしてください。
あなたは、これからの人生を自分らしく生きる権利があります。
自分を責めない、あなたは悪くない
モラハラ夫の認知症は、あなたのせいではありません。
モラハラ夫の言葉は、あなたを傷つけるための道具に過ぎません。
モラハラ夫の言葉は真実ではありません。
あなたは価値があり、愛されるべき存在です。
勇気を出して、一歩踏み出しましょう。
あなたは一人じゃない。多くの支援があなたを待っています。笑顔を取り戻せる日は必ず来ます。
周囲に助けを求める、一人で抱え込まない
認知症のモラハラ夫の介護は、心身ともに大きな負担となります。
一人で抱え込まず、周囲に助けを求めましょう。
地域包括支援センター、医師、ケアマネージャー、家族や友人…頼れる人はたくさんいます。
あなたの心の健康も大切です。遠慮なくSOSを出してください。あなたは一人ではありません。
あなたの周りには、あなたを支えてくれる人が必ずいます。
新しい一歩を踏み出す勇気を持つ
モラハラ夫の認知症は、あなたの人生を大きく変える出来事かもしれません。
しかし、
同時に、新たな一歩を踏み出すチャンスでもあります。
自分らしく生きるために、勇気を持って未来に向かって進んでいきましょう。
モラハラ夫の認知症について妻が知っておくべき問題点と対策、制度のまとめ
さて、今回の記事内容はいかがでしたか?
最後にもう一度、今回の記事内容のまとめをしておきます。
認知症のモラハラ夫の介護は、心身ともに大きな負担となります。
一人で抱え込まず、周囲に助けを求めましょう。
地域包括支援センター、医師、ケアマネージャー、家族や友人…頼れる人はたくさんいます。
あなたの心の健康も大切です。遠慮なくSOSを出してください。
あなたは一人でないことを忘れないでください。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの幸せを心からお祈りします♡