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おせち料理 出世祈願 くわいの含め煮

今日は、おせち料理のくわいの含め煮のご紹介したいと思います。

くわいは、里芋のような、蓮根のようなシャキシャキとホロホロの混ざったような食感と味が独特なおいしさで、この時期しか食べられない、おせち料理の楽しみのひとつです。

芋の部分から芽が上に向かってから勢いよく伸びることから出世や向上を思わせる縁起物としてお正月のおせち料理入っています。

また、大きな芽が出るので、「芽出たい」から「おめでたい」食材とされています。

出世祈願だけでなく、家族が真っ直ぐ芽が出るように、心身共に元気に成長し続ける事ができますようにと願いを込めて、おめでたい食材のくわいの含め煮、作っています。

〈くわいの含め煮〉

〈材料〉(4人分)

くわい            8個
こんぶ水   200ml(こんぶの水出汁)
みりん             小さじ1
白しょうゆ  大さじ1/2
てんさい糖  小さじ1
 塩       ひとつまみ

〈作り方〉

① 
くわいは芽を1.5cm残して斜めに切り、芽の周りを身に刃を向けて斜めに一周、薄く切り込みをいれ、底を切ります。

※芽に真っ直ぐに切り込みを入れると芽が落ちやすいので身の方に斜めに向けて切り込みを入れて下さい。


底の周りの皮を丸く一周切ってから、芽を上に向けて横向きに切っていきます。芽に近づいたら芽に向かって縦に皮をむきます。


皮をむいたら、水を入れたボウルに入れ、30分ほど水にさらします。


なべに調味料を入れて混ぜ、水切りした③を入れて火にかけます。


煮立ったら弱火にし、ふたをして20分ほど煮つめます。

味が染み込みサクホロになったら出来上がり。

汁に漬けて冷蔵庫で3、4日は日持ちします。

私は、セリ科の野菜が好きなので、セリやセルフィーユ、三つ葉などのセリ科の野菜と一緒に食べるのが好きです。

くわいにはアルコールの分解を助ける働きがあります。
お正月、お酒を飲む方はぜひ、くわいと一緒においしく身体に優しくお酒を楽しんでくださいね。

自然の恵みに
感謝♾合掌

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