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セイロンほうれん草?キュートな野草 ハゼランの潜在能力

庭のあちらこちらから、ハゼランの花を見かけるようになりました。

ハゼランは夏から秋にかけて小さなピンクの花を咲かせます。その姿が線香花火のようなことから花火草とも呼ばれています。

外来種で、明治時代に鑑賞用として入って来ましたが、前回のアメリカアサガオと同様、繁殖力が強く、野生化している帰化植物。

ハゼランもかわいくてアメリカアサガオと同様、抜くのに躊躇してしまいます。

ハゼランの名前の由来は、花の後、小さな丸いの実がはじけて種が飛び出し爆ぜることから爆蘭(ハゼラン)という名前に。

また、ハゼランは、午後の3時頃から花が咲きはじめるため、別名、三時草(さんじそう)とも呼ばれています。

他にも花が線香花火のように見えることから花火草とも呼ばれる、小花がかわいいキュートな雑草。

そんなハゼラン、じつは食べられます。
ハゼランは、もともとは薬用や観賞用として栽培されていたそうで、中国では漢方として利用されているとか。

そんなハゼランのご紹介。

〈ハゼラン〉

和名  爆蘭(ハゼラン)

英名  coral flower
    jewels of opar

スベリヒユ科 ハゼラン属 一年草

原産地 南アメリカ

学名  Talinum crassifolium

学名
  Talinum crassifolium

    Talinum (タリヌム) ハゼラン属を表す
    crassifolium (クラッシフォリアム)厚葉の意味

草丈  40〜80㎝
花期  6〜9月

〈ハゼランの食用〉

ハゼランは全草が食用できます。
特に食用として利用するのは、肉厚な柔らかい葉で、新芽や若芽の柔らかい茎の部分も食用できます。


ハゼランの葉は、栄養価から別名セイロンほうれん草とも言われていますが、食感や味はツルムラサキの方が近いと思います。少し酸味のあるツルムラサキといった感じの味で、好んで食べたくなるくらいかなり美味しいです。

花が咲く頃は、少し葉も茎も硬くなり、新芽や若芽が食べるのには向いてるそうですが、私は他の植物との誤食を避けるため、花の時期に食べてます。

食べ方は、おひたしや、ごま和え、白和え、天ぷらなど、また、生食でも食べることができますが花の時期の生食はえぐみもあります。

花は、エディブルフラワーとしてデザートなどの添え物に。

〈ハゼランの栄養〉

ハゼランは、栄養価が高く、鉄分やカルシウム、ビタミンA、C、などが豊富に含まれていることからセイロンほうれん草とも呼ばています。

ハゼランは、国によって、薬効のあるハーブとして利用されたり、漢方としても利用されているそうです。

ハゼランの秘めた潜在能力に、ますますハゼランが好きになりました。

今日は、ピーナッツがあったので、サッと酢水で湯がき、ピーナッツ和えにしてみました。

今日も美味しくいただきます。

自然の恵みに
感謝♾️合掌

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