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ブラックゴジベリー 黒クコと梅のジャム
先日、スーパーフードの黒クコの事を少しだけ書いたので、今回は黒クコについて書いてみました。
黒クコは、中国雲南省、青海省、チベットの高地に自生しているナス科の植物で、実に含まれる抗酸化物質のアントシアニンの含有量がブルーベリーの20倍もあります。
現在発見されている自然植物の中で、アントシアニンの含有量比率が最も多いそうです。
アントシアニンはファイトケミカルのポリフェノールの一種で、植物が自身が紫外線などから身を守るために作り出す物質で、抗酸化作用があり、目に関する不調に効果があるいわれています。
また、アントシアニンは内臓脂肪を制御する働きをするという実験結果もあるそうです。
黒クコは実がとても柔らかいため枝から実だけを収穫するのが難しいため、実がついたまま自然に乾燥したものを収穫するので萼や小さな枝がついている事が多いです。
〈ブラックゴジベリー〉
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和名 黒枸杞
別名 ナガバクコ
英名 Black Goji Berry、Wolfberry
学名 Lycium barbarum var. chinense
属名の「Lycium (リシウム)」は、 中央アジアの Lycia という土地に生えている刺の多い木「lycion」の名前に由来
種小名の「chinense」は中国の意味
ナス科クコ属の落葉低木
産地 中国雲南省、青海省、チベットの高地
収穫時期 9〜11月
黒クコに豊富に含まれる抗酸化作用のあるアントシアニンは熱に弱いので、加熱しない水出しのデトックスウォーターで飲むのがおススメです。
ドライの黒クコに梅酵素シロップを入れて飲んでいたのですが、梅酵素シロップで黒クコで熱を加えないジャムを作ってみました。
〈非加熱ブラックゴジベリーのジャム風〉
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作り方は、黒クコドライを梅酵素シロップに漬け込んで一晩置くだけ。
他の酵素シロップとレモンなどで酸味を足しても良いと思います。
〈注意〉
黒クコの実はアミノ酸の1種のベタインが含まれています。ベタインは、血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防したり、動脈硬化の予防、肝臓の機能を高める、心疾患や肝硬変、肝がんの改善する効果もあると言われています。
その一方で、ベタインには月経を促進する通経作用があるといわれていて、食べすぎると生理周期が乱れたり、早産のリスクが高まる可能性もあるので、妊娠中の方は注意が必要です。
また、効能がある分、クスリとの相互作用を引き起こすことがあるので、クスリを服用している方も注意が必要です。
薬にもなれば取り過ぎたり取り方によっては毒にもなる。
少量で栄養価が高いからスーパーフードなので、たくさん取れば良いというわけでもないですね。
自然の恩恵を感じながら
感謝してありがたくいただきます。
自然の恵みに
感謝♾合掌