お花を食べよう!食用菊の種類と栄養
なんだか9月から毎回のように畑の花を食べています。
なので、私の畑の花と共に食用菊の種類と栄養を紹介したいと思います。
菊の花びらを、食べるのは、中国では古くから、日本には江戸時代に普及したそうです。
食用の菊は、元々、観賞用として平安時代に中国から日本に伝来し、観賞用や薬用として宮中で好まれるようになったと考えられています。
食用菊が普及し始めたのは江戸時代からで、鑑賞用だった菊の苦味が少なく、甘味があり、香りの良いものが食用として栽培されるようになり、品種改良などされ、食卓に上がるようになりました。
主な品種では、
鮮やかな黄色が美しい青森県の名産、阿房宮
優しい落ち着いたピンクの山形県名産の延命楽
たんぽぽ咲きの小花がかわいい刺身に添える愛知県が主な産地のつま菊 秋月、こまりなど
食べ方としては、苦い中心の萼の部分を親指と人差し指で持って抑え取り除き、花びらを食用にします。
花びらは、お刺し身にちらしたり、お刺身のお醤油にちらしたりして食べます。
菊は解毒効果や殺菌効果があり、香りを楽しむ薬味にもなります。
栄養面では、栄養面では抗酸化作用の高い栄養素が多く、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンK、葉酸、ビタミンCなどが多く含まれます。
食物繊維は蓮根やサニーレタスの約2倍(可食部100gあたり)含まれているそうで、一般的な野菜の中でもトップクラス!
また、菊は体内のグルタチオンという解毒物質の産生を高めることも発見されているそうです。
最近の研究で、がん予防や、コレステロールや中性脂肪を下げる効果があるなど、様々な効果が認められる食材として注目されています。
て、事で、私も畑で育てて楽しんでいます。
他にもサラダマムと言って、豊幸園さんから品種改良されたサラダや生食向けの菊もあり、サラダや、いろんな料理に彩りが添えられて、食卓を華やかに演出してくれます。
品種は
花えびす
エッグル
あわゆき
ベリー
その他にも私が畑で育てある食用菊は
星の花
松風
金からまつ
そして、私が食用菊を育てるきっかけをくれたのが、漢方の3種類の菊花茶用の菊です。
黄山貢菊
黄山金菊
杭白菊
中国では2000年以上も前から生薬として使われているそうです。
この苗を育ててからますます、菊の魅力に取り憑かれたました。
この子たちを見るたびに、かわいくてしょうがなく、胸がキュンとなります。
毎度、毎度の事ですが、植物の潜在能力に感動しています。
参考 豊幸園さんHPより
写真も豊幸園さんHPよりお借りしました。