女子力UP!桂花醤キンモクセイシロップ
愛犬と散歩をしていると、よそのお家のお庭に咲くキンモクセイの香りに心癒されます。
キンモクセイの香りは硬くなった心を癒したい時にピッタリ。優しく元気になれます。
我が家の庭が広ければ植えたい樹の1つ。
愛犬と散歩していたら、近所でちょうど剪定をしていました。
あの?これ、もらっていいですか?と聞くと、「おう!持って行きな!」と勢いよく答えてくれて、奥さまがビニール袋をくれました。うれしい〜今年は桂花醤、生で作れる〜!
キンモクセイシロップを桂花醤といいます。
この美しい色とすばらしい香りを閉じこめ、楽しむ事ができるシロップです。
キンモクセイの事を中国では桂花、または丹桂といい、漢方、薬膳などでは桂花茶として知られています。
豊かな甘い香りとは裏腹にお茶は苦いので、シロップにすると苦味が和らぎ、美味しくいただけます。
美味しさは心の栄養だと私は思っているので、美味しい〜とわくわくときめきながらいただくのにシロップはとても良いです。
桂花は、肝・心・脾に働きかけ、体を温め、安眠をサポートすると言われています。
元気に女子力もUPしそうですね。
キンモクセイ(金木犀)
別名 桂花 丹桂
学名 Osmanthus fragransvar.aurantiacus
分類 モクセイ科モクセイ属
主要成分 オスマン、パルミチン酸、パラハイドロオキシフェニール、βイオノン(香り成分)、リナロール(香り成分)など
主な効能
消化を助ける、胃腸を整える、風邪予防(粘膜の強化)、冷え症改善、精神を安定させる、イライラや不安を抑える、鎮静・鎮痛作用、月経困難症改善、自律神経を整える、免疫機能を高める、がん予防、不眠解消ほか
桂花茶の特徴
桂花茶に含まれている「パラハイドロオキシフェニール」は、鎮静作用の働きがあり、「パルミチン酸」は、ビタミンAを安定させる働きがあるため、強い抗酸化作用、美肌効果、動脈硬化予防、皮膚・髪・歯の健康を保つなどの働きを促進します。香り成分の働きにより、リラクゼーション効果などが得られます。
参考 台湾茶カフェ 狐月庵 HP 桂花茶より引用
https://kogetsu-an.shop/about-taiwan-tea/efficacy/
桂花醤キンモクセイシロップ作り方
〈材料〉
・ 金木犀の花 5g
・ てんさい糖 50g
・ 水 50g
〈作り方〉
① 金木犀の枝から小さな枝も取り除き、花だけを取る
② ①をざるに入れてホコリや虫を取り除く
③ ボウルに水を張り、ざるを入れてゆすり水洗いを2回ほどする
④ 鍋にてんさい糖と水を入れて煮溶かす。
⑤ ④花を入れて煮、沸騰したら弱火にして蓋をして15分煮る。
火を止めてびん詰めして出来上がり。
生が手に入らない時は、ドライでもできます。その場合は、乾燥しているので花の量を減らして下さい。
材料の水とてんさい糖は花の10倍と覚えて下さい。花の量や作りたい量によって調整して下さいね。
台湾茶カフェ狐月庵さんで扱っているので、ぜひ、そちらで作ってみるのも良いと思います。
HP 台湾茶カフェ狐月庵さん
https://kogetsu-an.shop