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本家、本元、元祖草もち ハハコグサの草もち
ハハコグサは私の畑では抜かない雑草の1つ、というか、ほぼ栽培しているに等しい。
あちこちに出て来たものを、畦に咲いたものを見つけては1畝に移して踏まないようにしている。
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ベルベット調の銀色がかった葉とベルベット調の黄金の花は、かわいくて、とても美しくて大好きな花です。
そしてかわいいだけでなく、生薬でもある、魅力たっぷりの植物なのです。
先日ハハコグサの生薬としての潜在能力について書きました。
春といえば若葉、若葉といえば、おいしい春の食材!
摘み取るのは新芽と上 5cmくらいの手で簡単にポキっと取れる柔らかいところのみ摘み取って下さい。
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今でこそ草もちは、よもぎが主流ですが、本来、ハハコグサだったって知ってました?
摘み取ったハハコグサで元祖草もちのハハコグサの草もちを作りました。
〈ハハコグサの草もち〉
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(材料)4個分
ハハコグサ 50g
上新粉 50g
もち粉 50g
てんさい糖 大さじ3
塩 小さじ1 (茹で用)
塩 ひとつまみ(漬け込み用)
ぬるま湯 100ml
白あん 120g
(作り方)
①
ザルに入れて水を貼ったボウルの中に入れてゆすり洗いします。
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②
鍋にお湯を沸かして、塩を入れ、2分ほど茹でて冷水にとり、手でぎゅっと握って水気を絞ります切ります。
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あっと言う間に鮮やかな緑になりました。
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大きな花穂はかわいいので、分けて塩漬けに使います。
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③
②を細かく刻んだらビニール袋に塩ひとつまみと入れ、揉んで空気を抜いてしばらく置いておきます。
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④
ボウルに粉類とぬるま湯を少しづつ入れながら、耳たぶくらいの硬さになるまで練りひとまとめにします。
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ぬるま湯の量は混ぜながら調整してください。
⑤
生地を4等分にして丸め平たくして、真ん中を少しへこませて蒸します。
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⑥
白あんを4等分(30g)に分けて丸めておきます。
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⑦
ビニール袋で漬けておいた③を汁ごと入れて、てんさい糖を入れてすり鉢ですります。
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⑧
蒸し上がった餅で、⑦をミルフィーユ状に挟んでこねます。
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全体に混ざるように捏ねて下さい
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⑨
4等分に丸めてから平らに伸ばして、白あんを包み丸めていきます。
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でき上がり
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お湯で戻した、ハハコグサの塩漬けを乗せてみました。
ハハコグサの塩漬けも横に添えて
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よもぎの濃い緑も好きですが、若葉のような明るくやさしい黄緑色は、母と子の暖かさを感じさせます。
母子で食べたいおやつ
ハハコグサの草もち、ハハコもち
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母子でおいしく食べているのを想像するだけで、しあわせな気持ちになりました。
しあわせおやつですね。
なぜ、白あんにしたかと言うと、ハハコグサを見ていたら、ハハコグサの生毛の白みがかった色が白あんの方が合うよと言われた気がして…
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ハハコグサは生薬でもあるので、無病息災の祈りを込めて作って、美味しく頂きませんか?
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お日様の光を浴びて、大地のエネルギーを得て育ったハハコグサは、地球のエネルギーの一部を頂き、自分の身体の中で喜びの光エネルギーに変わっていく気がします。
大地の恵みに
感謝♾合掌