おせち料理とは?2 お重編
前回のおせち料理とは?に続いて、おせち料理の中身です。
おせち料理とは?
https://note.com/happy3smile/n/na5822ef64fef
おせち料理とは、年神様へのお供えであり、家族の健康と幸せを願う祈りが込められた縁起ものの料理。
今回、おせち料理の食材と料理煮込められた意味について触れたいとおもいます。
まずは、おせち料理を詰めるお重から。
おせち料理は重箱に詰めます。
それには、幸せを重ねるという意味が込められています。
一般的には、二段や三段が主流にで、何番目のお重に何を詰めるかが決まっています。
3段重の一番上を壱の重といいます。
次が弐の重、3段目である一番下が参の重です。
おせち料理の中身は、大きく分けて、「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮物」の5種類で、それぞれの料理におめでたい意味やいわれがあります。
〈壱の重〉
重ねた時に1番上にくる「壱の重」には、「祝い肴」と、 「口取り」を詰めます。
「祝い肴」は、黒豆、数の子と関東は田作り、関西は、たたきごぼうの三種。
「口取り」とは、かまぼこ、栗きんとん、伊達巻き、錦たまごなど、酒の肴になる甘めの料理の事です。
〈弐の重〉
「弐の重」は鯛や鰤などの焼き魚や海老をはじめとする海の幸の「焼き物」や、紅白なますや菊花かぶなどの「酢の物」を詰めます。
〈参の重〉
「参の重」は、里芋やクワイ、蓮根や人参など山の幸を使った「煮物」筑前煮などを詰めます。
それぞれの料理に、おめでたい意味や願いや祈りが 込められています。
意味を知ることで、思いを込めて作ったり、食べると、体の中に願いが、栄養が取り込まれるように染み渡っていくような気がします。
自然の恵みに
感謝♾合掌
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