
スーパーフード サルナシ、ベビーキウイにはまる
庭のサルナシの花の蕾が膨らみ始め、うれしくて、わくわくです。
サルナシって、キウイフルーツの原種で、栄養素豊富なスーパーフードだって知ってました?
元々、キウイフルーツが大好きで庭で育てていたのが始まりで、ある時、サルナシの存在を知り、サルナシの美味しくてかわいい魅力に取り憑かれてしまいました。
生で食べられる期間が短く、なかなか市場に出ないので、育てるしかない!と、一目惚れから栽培スタート。
実のかわいい繊細な感じとは裏腹に耐寒性、耐暑性に優れ、土地を選ばない栽培のしやすい強い生命力も魅力であります。
昔、四国に旅行した時、徳島県の祖谷の蔓橋というステキな名所に行きました。太い自然の蔓で作られた美しい橋に感動したのですが、その蔓は、なんとサルナシの蔓なのだと最近、知りました。

蔓橋の原材料シラクチカズラとは、なんとサルナシの事。サルナシの蔓は丈夫で腐りにくいのだそうです。
でも、年々、その数も減り、祖谷のかずら橋保存のためのシラクチカズラの苗木植栽を地元の小中学生が協力しているとか…
町ぐるみで重要文化財を支える試みに
感動…
また、行きたくなってしまいました。
植物と人との関係って、いろいろドラマがあって好きです。
私もサルナシ農園を夢見て、楽しみながらサルナシと鉢植えで付き合っています。
そんなサルナシについてご紹介。
私と同じサルナシ好きが増えますように
〈サルナシ(猿梨)〉

和名 サルナシ、シラクチカズラ、シラクチヅル コクワ、ミニキウイ
英名 Kiwi berry、Baby kiwi
マタタビ科マタタビ属 落葉つる性植物
原産地 中国
学名 Actinidia arguta
属名のActinidiaはギリシャ語の
「aktis (=放射状)」から
種小名 のargutaは、
鋭い歯、尖ったの意味
開花時期 5月〜6月
収穫時期 10月〜111月
結果年数 3~5年
自家結実性(1本で結実)
花言葉 誘惑
(殖やし方)
挿し木で殖やせます。
挿し木は、2月~3月中旬に前年枝を、約20cmほど切り挿し木にします。
ベビーキウイという英名がついているように形は、まるで小さいキウイフルーツ。
いちごやラズベリーに近い大きさで、キウイのような硬い産毛がないので、皮ごとそのまま、ベリー類のように食べられるのでキウイベリーと呼ばれるのにも納得。
和名のサルナシの由来は、あまりのおいしさに猿が食べて無くなってしまうことからついたと言われています。
サルナシは栄養も豊富なスーパーフード

サルナシは、ビタミンCはレモン約10個分ビタミンEはアボカドの約2倍さらに、カロテンやルテイン、タンパク質分解酵素のアクチニジンなどを含んだ栄養豊富なところも魅力です。
たくさん花咲き、
たくさん実がなりますように!
自然の恵みに
感謝♾合掌