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雷除けの木? 薬用植物きささげ
今日は座禅会で毎月お世話になっているお寺に行きました。
お寺の周りはキツネノカミソリの花が満開。
サーモンピンクっぽい独特なオレンジ色が美しいです。
お寺の周りには薬用植物がいっぱい。
そしてお寺の座禅会に集う方々も魔女のようなステキで魅力的な方々ばかり。
お寺で先生とみんなに慕われるキュートでステキな霊能者で、お料理上手な魔女の先生から、「きささげ」という薬用植物を教えて頂き、早速、座禅会終了後、一緒に採取に同行させて頂きました。
〈キササゲ〉
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英名 yellow catalpa, Chinese catalpa
中国名 梓 (アズサ)
学名 Catalpa ovata G.Don
属名のCatalpaはキササゲ属をあらわす
種小名のovataは卵円形の意味
中国原産
ノウゼンカズラ科 キササゲ属 落葉高木
花期 6月〜7月
収穫期 8月
樹高 6~10m
和名のきささげの由来は、果実がマメ科のササゲに似ていることからキササゲと呼ばれるようになったそうです。
また、庭に植えておくと、雷が落ちないという迷信から雷避けの木として植えられ、雷の木とも呼ばれています。
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確かにささげの鞘に似ています。
〈生薬名と薬用部位 〉
果実
梓実(しじつ)
薬効
日本では代表的な民間薬として知られ、非常に利尿作用が強く、むくみや蛋白尿を起こしたときの利尿薬として腎炎やネフローゼなどに効果が認められています。
その他には、脚気、漢方では、頭痛や眩暈、眼の充血の改善を目的とした漢方処方に配剤されているそうです。
大量に服用すると悪心、嘔吐、徐脈(不整脈の一種)などの副作用か現れることがあるので注意が必要です。
樹皮
梓白皮(しはくひ)
薬効
発熱や黄疸,皮膚掻痒感などに利用
『本草綱目』によると本植物の根皮は「梓白皮」の名称で解熱や湿疹、慢性の皮膚病に浴用剤として、また葉も薬用にしていますが、果実利用の記載は無く、果実を利尿薬として利用するのはわが国固有のものといえます。1932年(昭和7年)第5改正日本薬局方に初収載されました。(神農子 記)
〈作り方〉
緑色からやや褐色の頃の鞘状の未熟な果実を採取し天日干しし、乾燥させます。
この乾燥させた物を「梓実(しじつ)」といいます。
〈成分〉
イリドイド、ナフトキノン類、パラオキシ安息香酸、硝酸カリウム
果実の主要成分は利尿作用がある成分イリドイド配糖体のカタルポシド。
カタルポシドの他に、パラオキシ安息香酸、硝酸カリウムとの複合作用により強い利尿作用をもたらします。
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お寺の前の河原の向こう岸には、きささげの小さな群生がありました。
実はまだありませんが、ハート型の葉がもこもこっとたくさんある姿がとてもかわいい。
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グリーンのハートがたくさんで癒されました。
家に帰って早速、果実を房から切り外しました。
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房から外しながら、甥っ子の病気の事を思い出しました。
初めはむくみから病院でステロイド治療をし、悪化し、急性腎炎から慢性腎炎、そして大学病気へ移動し、大学病院でのステロイド治療でより悪化し重度のネフローゼとなり、ムーンフェイスになり全身がむくみ、全身に毛が生え、腐敗臭がして、いつ死んでもおかしくない状態になった事を思い出しました。
インフルエンザになって、ホメオパシーに切り替えて劇的に改善した事が忘れられません。
病院が悪いと言っている訳ではありません。
病院は最善を尽くしてくださいました。
それについては感謝しています。
最先端の治療でも投薬治療の副作用というのは、病を治すどころか次々と病を深刻化させ新たな病を生み出す事もあり、医療にも限界がある事を家族全員が思い知りました。
そして、いのちについて深く考える機会を私たち家族全員に与えてくれました。
基本は生活や食事を正す事が大事です。
それを改めず病院だけに頼るのは本末転倒です。
でも、もっと早くこんな薬になる物が自然の中にあったなんて、知りたかったなぁ〜と思いました。
前にもこんな事を書きました。
今、闘病で苦しんでいる方がいたら、病院だけでなく他にもいくらでも改善方法はある事を知って楽になってほしいし、地球で起きる問題には、必ず地球の中で改善できるものが用意されていてそれは自然の中にもあふれている。
ぜひ、自然や自分自身に目を向けてほしいです。
現代医療の限界が治療の限界ではないということを知って、治す事をあきらめないで、前向きになってほしいです。
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早速、天日干しにしたいとおもいます。
本当に自然は大きな薬局でホスピタルですね。
自然の恵みに
感謝♾合掌
参考元https://himitsu.wakasa.jp/contents/kisasage/
https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003596.php
https://www.uchidawakanyaku.co.jp/kampo/tamatebako/shoyaku.html?page=049