ウコンカンゾウ 黄花菜(コウカサイ?)金針菜(キンシンサイ?)
私は世界のお花食文化に興味があり、お花食文化が大好きです。
今日はヤブカンゾウのジャムを作りました。
ヤブカンゾウを砂糖漬けにしている間に業務スーパーに買い物に行くと…ホンカンゾウのつぼみを乾燥した漢方食材、金針菜に似た物が…
金針菜ではなく、黄花菜と書いてありました。
しかもウコンカンゾウの花と。
ウコンカンゾウ?
初めて知りました。
調べてみると、ウコンカンゾウはホンカンゾウと同じで金針菜は別名黄花菜で同じものと書いてある記述が多くありましたが、実際は少し違うようですが、今は混同しているようです。
※いろんな記述があり、実際のところどれが本当かわからないです。
花の色もウコンカンゾウはレモンイエローで、ホンカンゾウは茶に近いオレンジなので違いますが、同じツルボラン科、ワスレグサ属の植物で、花は漢方や食用に利用されています。
食用にできるカンゾウの仲間について調べてみました。
ウコンカンゾウ、ホンカンゾウ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウのいずれも属名は同じ。
属名のHemerocallis(ヘメロカリス)は、
ギリシャ語の「hemera(一日)+ callos(美)」で「一日の美」の意味。
1日花で、美しい花が一日でしぼむところからきていて、ワスレグサ属(ヘメロカリス属)を表す。
〈ウコンカンゾウ(鬱金萱草)〉は
学名Hemerocallis Citrina
種小名の citrinaはラテン語で「レモン色の」意味
ウコンカンゾウの花の蕾の乾燥させたものが
黄花菜(コウカサイ)
※いろんな記述があり、本当かわからないです。
〈ホンカンゾウ(本萱草)〉は
学名Hemerocallis fulva var fulva
種小名のfulva(フルヴァ)はラテン語で「朽葉色の、茶褐色」という意味。
ホンカンゾウの花の蕾の乾燥させたものが金針菜(キンシンサイ)
※いろんな記述があり、本当かわからないです
精神の緊張をほぐし憂鬱な気分を解消する鎮静作用があることから忘憂草(ボウユウソウ)とも呼ばれるそうです。
〈ノカンゾウ(野萱草)〉は
学名Hemerocallis fulva var. longituba
種小名のfulva(フルヴァ)はラテン語で「朽葉色の、茶褐色」という意味。
変種の longituba は、「長い管の」意味で花筒が長いことからきている
〈ヤブカンゾウ(薮萱草)〉は
学名Hemerocallis fulva var. kwanso
種小名のfulva(フルヴァ)はラテン語で「朽葉色の、茶褐色」という意味。
変種 kwanso (カンゾウ)
ノカンゾウに似た八重花品種
黄花菜、金針菜のいずれも栄養価的にも鉄分はほうれん草の20倍も含まれているので貧血予防に効果があると言われています。
他にもタンパク質を多く含み、ビタミンA、B、C、カロテンなどのビタミン類、カルシウムなどのミネラル類、アミノ酸の一種で疲労回復に効果があるアスパラギン酸などが多く含まれていて夏の疲労回復に役立つ食材。
水やお湯で戻して、そのままお茶として、スープとして料理でもいろいろ活用できます。
乾物なので日持ちするところも良いですね。
業務スーパーのおかげでカンゾウの仲間についていろいろ知れました。
知れば知るほど
植物っておもしろい。
自然の恵みに
感謝♾合掌
参考元
学名
https://kissdoroppu.web.fc2.com/syu--mi/ao/yougo_botanical.html
参考元
https://taberugo.net/3706
https://www.kampo-sodan.com/yakuzen/yakuzen-2440