ガレノス製剤ガレノスのコールドクリームを作ろう
医学の父といえば古代ギリシャのヒポクラテスですが、ヒポクラテス医学を基礎とし、ガレノスを知ってますか?
医学やアロマを学んだ方なら知ってる古代ギリシャの医者で植物などの自然素材を使って、さまざまな製剤、ガレノス製剤を作り出したことで知られています。
ギリシャの医学者
参考元 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ガレノス
今では当たり前にあるハンドクリームや化粧品のクリームの元となったのが、ガレノス製剤の中のコールドクリームです。
コールドクリームは混じり合わない油と水をミツロウを使って乳化させて油溶性の成分と水溶性の成分の両方の有効成分を取り入れられるだけでなく、伸びが良く、肌に馴染みやすく肌の柔軟性や保湿に優れた油分と水分の両方の特質を活かしたクリームなのです。
伸びが良く使いやすいのですが、市販のものは防腐剤や乳化剤に界面活性剤などの添加物も多いので肌に負担もかかります。
なので、シンプルな材料だけで、本来のガレノスの考案した基本レシピで手作りしてみませんか?
〈コールドクリームの材料の基本の分量比率〉
植物油 : 水分 :ミツロウ
4(ml容量):4(容量ml):1(重量g)
上の基本の分量比率でちょこっと作りたい人には、計測も簡単な分量で作ると、計算苦手な方も楽々。
〈基本レシピ材料〉
植物油 40ml
芳香蒸留水 40ml
ミツロウ 10g
精油 5〜10滴
基本レシピの材料を元に自分で好みの材料でレシピの組み立てができます。
それを元に作っていきます。
植物油は、
ホホバオイル
アボカドオイル
オリーブオイルなどご自分のに合ったお好みで。
私は犬にはホホバオイル、オリーブオイルを使います。肉球用のクリームなど舐めても大丈夫でアレルギーの出にくい素材を使います。
水分は精製水やフローラルウォーター、植物をアルコール抽出したチンキなど。
精油は、効能に合わせたり、お好みの香りで。
私は産まれた時の出産時の頚椎損傷で筋肉痛のような打ち身のような痛みがあるので、打ち身や打撲に良いアーニカオイルは手放せないのですが、オイルだけだと浸透が悪くベト付きも不快で気になるので、市販のアーニカオイルを使って、頚椎の痛み軽減用のクリームを作っています。
〈筋肉の痛み緩和のコールドクリーム〉
アーニカオイル 40ml
ローズマリーウォーター 40ml
ミツロウ 10g
精油 ベイリーフ 3滴
ラベンダー 3滴
ローズマリー 2滴
ブルーサイプレス 2滴
あくまでも私の症状に合わせたレシピです。
使うアーニカオイルは日本ではなかなか手に入らないので、iHerbなどで購入しています。
〈アーニカオイル〉
〈ハーブファーム〉
シンプルで使いやすく良いハーブファームのアーニカ
https://www.herb-pharm.com/collections/shop-all/products/arnica-oil-1
〈ヴェレダ〉
香りがあってそのまま使えますが、クリームの基材としても良いです
https://www.weleda.jp/products/detail/12020120
アーニカクリームはかなり種類あるのですが、シンプルで伸びが良く自分に合うクリームが、どこを探しても見つからなかったのですが、イギリスで見つけました。
〈ヘリオスのアーニカクリーム〉
https://www.helios.co.uk/collections/creams-and-ointments
これが一番のお気に入りです。
ホメオパシーのレメディーも入っていて、とても香りも伸びもとてもいい。
硬くなった筋肉と皮膚がとても柔らかくなります。
いろいろ試しましたが私の中ではこれ以上のアーニカクリームにまだ出会ってません。
日本での取り扱い
ベセスダホメオパシーショップ
https://bethesda-homeopathy-shop.com
ここだと、お手頃価格で購入できます。
合うものがない方は、手作りも良いかも。
よもぎやドクダミなんかも皮膚には良いですよ。チンキ剤を使って作ってみても良いですよね。
台所を薬局にしてみてはいかがでしょうか?
自然の恵みに
感謝♾合掌
iHerbご利用の方はよろしければ、こちらをご利用下さい。
www.iherb.com/?rcode=LVT135
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