🍓お金をかけずに子どもを賢く育てる方法　「子どものときから、稼ぐを教える！」

（1）稼ぐという言葉をどう感じますか？

稼ぐというと、何だか下品に感じるのはなぜ？

そう、思い返せば、お金といえばテレビの時代劇の悪徳代官！

汚い手を使って庶民からお金を搾り取る！

そんなイメージがわいてきてしまいます。

それって、テレビの昭和世代でしょうか。笑

そして、そんなお金のイメージを持った親に育てられて、親になった世代も、何だかお金のことをいうのは下品に感じる？

昭和世代でなくても、何だかお金も話しってしづらくありませんか？

いったいどうしてなのでしょうね。

お金って汚いものなの？

お金を稼ぐって下品なこと？

違いますよね。

お金はとても便利な発明品！

ダイナマイトが、鉱物を採掘するのに役立つか、戦争の武器として使われるか？

それと同じで、使い方が汚いか、つまり詐欺のような犯罪のもとになるような使い方をしてしまうようなことがあるので、お金は汚い、危険などのイメージがついちゃうのでしょうね。

でも、お金自体は汚くも何ともない。

使う人しだいは、人間が発明したものみんな同じ、使う人次第。

そして、お金を稼ぐことは、この人間界で生きていくには必須であり、それこそ稼いで社会の一員として税金を納めて日本を支えている何と立派な行為でしょうか！

それをこそ、明確に自覚して、そのような大人としての親の自分を絶賛讃えて、そして、子どもにお金を正当に稼ぐことを教えていくのは、ライオンが狩りを子どもに教えるように、あたりまえのこと。

少し前までは人生60歳で定年、あとは年金で余生を過ごす時代でした。

が、今や人生100年時代！

自分で投資をして老後の資金も作ることを推奨し始めた現代では、お金の学びは必須。

だったら、しっかり子どものときから教えるべき。

我が家の子どもたちは、私が投資をすすめたときは、もうとっくに手を打っていましたし、金融リテラシーもしっかり頭に入れていました。

それは、やっぱり小学生のときからのお金教育の成果です。

どんなことをしてきたか、お伝えしますね。

（2）私が子どもたちにお金の教育としてやってきたこと

① おこづかいは基本給制度

基本のおこづかいは決めていました。

その上で、もっとお金がほしいときは、年齢に応じたお手伝いをさせて、その対価としてあげていました。

これは今考えて、とても大きかったのではないかと思います。

私のまわりでこのようなことを子どもにしている親はいませんでした。

お金をあげることはともかくとして、お手伝いをさせている家庭も少なく感じていました。

暮れの大掃除は我が家の一大イベントでした。

その中の、外回りの大掃除、家族みんなで玄関や車スペースに水をまいて洗剤とブラシを使っていると、ご近所からはとても珍しがれて褒められました。

そのような光景を見ることはほとんどなくて、そちらの方が私には不思議でした。

「自分たちが住んでいる場所を自分たち全員で掃除する」、それはいつの時代も変わらないのではないでしょうか。

ましてや、お手伝いにお金を払う。

そのようなことをいえば、顰蹙をかってしまうような雰囲気もありました。

でも、私はそれは大切なことだと考えて実行していました。

例えば、お風呂のお掃除をしたら100円。

大きなものでは、車の洗車がありました。

その対価はガソリンスタンドと同じ値段をあげていました。

② おこづかいとお手伝いの対価をおこづかい帳（今でしたらアプリを活用させる）をつける

おこづかいやお手伝いの対価を記録させることで、お金の管理の実体験ができます。

今の世の中の購買欲の刺激のあれもこれもほしいという欲求をどうセーブするか。

誰もが何でも買える億万長者ではない中、爽やかな人生を生きていくには、大事な視点と力です。

生活に必要な物と、ほしい物の区別をつけることは、みんなが自分を中と考えていた一億総中流時代から、格差社会と言われるようになり、親ガチャなどという言葉も出てきた現代ではとても大切なことと思います。

③ 自分でお金を稼いで、人に迷惑をかけるようなことでなければ、何をしてもいいというのが我が家のルール

自分でお金を稼ぐための仕事について話しました。

生きていくにはお金が必要で、そのためには仕事をして稼がなくてはなりません。

どうせ仕事をしなくちゃならないのなら、自分のしたい仕事をした方がいい。

たくさんお金が稼ぎたいのであればスキルが必要だし、努力も必要。

生きていくためだけではなく、自分の夢や目標を達成するのにも稼ぐことが必要という話しを、１回限りではなくさまざまな機会に話しました。

④  物の値段を言葉に出す

お買い物に行ったときは、野菜やくだものの値段を言いながらカートのかごへ入れていきました。

これは、かごに入れているものが何なのかがわかる意味でも有効かなと思います。

ひとり暮らしを始めるときの見えない力になることでしょう。

（子どもが大学の寮生活を始めたときに、共同で使う洗濯機の使い方を知らなくて苦労していたお友だちがいたそうです。生活力、大切ですね。）

⑤  生活必需品以外は買わない

これはストイック過ぎたと反省もあります。

生活必需品以外で子どもがほしがったものは、お誕生日プレゼントかクリスマスと決めていました。

なので、スーパーに売っているオマケ付きのお菓子などは買うことはありませんでした。

これは今思うと少しは買ってあげれば良かった、かわいそうだったと反省です。

でも、それで、甘いおやつの制限ができて、今でも真っ白な虫歯１本もない歯で、それはお金では買えない大きな資産をあげられたのだと思っています。

（3）今、私が子育てをするならやること

① 投資にふれさせる

これからの時代は年金だけでなく、自分で自分の老後資金を作っていかなければなりません。

ですから、投資に触れさせます。

具体的には、自分がしている証券会社のことや、実際に投資をしている株の推移などを、「教える」というよりは「ふれさせる」くらいでいいかなと思います。

子どものときに体験したことは、抵抗なくチャレンジできます。

なかなか日本人が投資に舵を切れないのは、まったく経験がないせいでしょうから。

私が親の反対を押し切って車の運転を取ると気軽に思えたのは、子どものときにゴーカートで楽しく遊んだことがあったからでしょう。

子離れしてから、気軽にスペインやロシアにひとり旅できたのも、まだ昭和の中期に自分の父親がよくヨーロッパ旅行に行き、各地の人形などのおみやげを飾って話してくれたからでしょう。

② お金の使い方の種類について話す

生活のために食材を買う、投資をするなどお金を使う、何かを買うということは、そこにお金がまわり繁栄する一助を担うということです。

いわば、自分の一票を投じるようなものです。

昨今では、地球環境を守るためにSDGs（世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題を世界のみんなで2030年までに解決していこうという計画・目標）が言われています。

そのようなことを実践している企業の物を購入するなど、より良い世界になるために（とくにわかりやすいのは環境問題はもう異常気象で自分たちに直に影響が出ていること）、できる行動があること、お金を使うにも責任があることを教えていきます。

どれも、コツコツことあることに教えていくことが大切でしょう。

たったの１回言ったくらいでは忘れてしまいますから。

でも、気負わなくてもいいと思います。

気負っても自分も続きませんし疲れちゃいます。

自分がお金を使うときのポリシーをそのまま話してお金を使えばいいだけです。

（4）まとめ

お金については、家庭で親が教えてあげなければなりません。

学校でも投資の授業が始まりましたが、さらに知識を身につけていくべきでしょう。

それが子どもたちが生きる未来を生き抜く力になります。

私がやってきたこと、これからやること、それぞれは小さなことです。

でも、私は断言します。

それらを実践してあげれば、子どもたちの大きな力となることでしょう。

高いゲームや豪華なものなど、その場限りで消えていくのではない、一生の消えることのない贈り物になると、それこそが、子どもたちへの愛であると私は思うのです。

今、私は子どもたちが独立した彼らを信頼して、自分の人生をさらに充実させるべく毎日を過ごしています。

もちろん、何かあれば即、力を貸す気持ちは変わりません。

でもそんな日は来ないだろうと嬉しい気持ちと、ちょっぴり淋しい気持ち、、、

そこは選択理論でいうところの、自分の気持ちは自分の選択。

私の子育ての目標だった「子どもたちを自分の人生の大空に自分の翼で悠々と羽ばたかせる」を成し遂げた自分を褒め称える選択をしてニッコリ笑うのです。

さあ、子どもたちにしっかりお金の教育をしたら、自分自身の人生の大空を悠々と羽ばたきながら子どもたちの人生の高みの見物といきましょう！笑

プチガーデン、
今年も薔薇を満開に咲かせるべく
楽しくお世話します
自分も笑顔満開の人生にするべく
さあどんなお世話をしてあげましょ？