機嫌を伺う
なぜ
機嫌を取らされたのか
なぜ
機嫌を取らなければならなかったのか
わたしはいつも
他人の
機嫌が悪くなっていないか
確認作業をしている。
これをしたら
あの人の機嫌が悪くならないだろうか?
とか
いつも考えている。
なぜだ?
自分に問うてみる。
誰かの機嫌が悪いと
自分はどうなるのだろうか?
子供の頃を思い出してみる。
母親の機嫌が悪いと
家庭の雰囲気はとてもピリピリして暗かった。
母親の機嫌が悪いと
無視され続けるので、とても悲しい思いをした。
母親の機嫌が悪いと
突然キレて、泣き喚き、叫びまくるので、
母親を落ち着かせないといけないから、とても苦しい思いをした。
だから
機嫌が悪い人がいると
あの子供の頃の恐怖が蘇るのかもしれない、
と思った。
機嫌が悪くなったそのあとに、
無視され続ける、キレる、喚く、叫ぶ、大変なことになる、
と
記憶に刻み込まれているので
近くにいる人の機嫌は特に気にする。
機嫌を損ねないようにしなければ、恐ろしいことが起こる。
母親ほど、荒ぶる人を見たことがないけれど
あの時の恐怖を味わいたくなくて
あの時の悲しみを味わいたくなくて
他人の機嫌を四六時中気にするのかもしれない。
と思った。
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