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ある日突然、トイレがなくなりました。

子どもの立場に立って考えないと、

時として、大人は罪なことをしている場合があるよ。と言うことをお伝えしたくて、
今日は、私がしているお仕事(お母さんの“笑顔”Happpppyマインド子育て)の相談者のお話をさせていただこうと思います。


その当時、その方のお子さんは4歳でした。

その子は、便意を感じたら、
自分でオムツを履き、オムツの中で便をするそうです。

排便も、トイレでして欲しいと思っていたので、

「トイレで排便ができるようにするには、どうしたらいいでしょうか?」
と保健センターの子育て相談員さんに相談したところ、

「家にあるオムツを全て捨てて下さい。そして、家にはオムツはない!と伝えて下さい。」というアドバイスを頂いたそうです。


そして、実際、その通りに実行してみたそうです。

すると、2日経っても、3日経っても便をしなくなり、慌ててオムツを用意したところ、今までのようにオムツを履いて排便をしたそうです。

もう、お気づきですよね。

この子にとって、排便をするときのトイレはオムツにだったのですよね。

そのトイレが、ある日、突然、消えてしまい、便をすることができなくなってしまったのです。

したくても、トイレがないので我慢していたのかもしれませんね。

でも、
その方が「相談員さんがおっしゃった通りのことをしなくてはいけない。」と思い込んでいたら...と思ったら、恐ろしいですよね。


排尿はトイレで出来るけれど、便意を感じてオムツをわざわざ履くというのは、便をトイレでしない理由が必ずあるはず。

まず、排便するときは、どんな風にしているのか?を思い出してもらいました。

・カーテンに隠れて、気張っている。
・排泄の時は、お母さんが側にいてくれるけれど、排便には時間がかかるので、お母さんは、「便が出たら教えてね」っと言って、その場から離れる。
・便座に不安定な感じで座っている。

排便するまでに時間がかかるので、不安定な便座に座っているのが、落ちそうで怖いのでは?という糸口が見えたので、

足を乗せる台を用意してあげることで、トイレで、できるようになったそうです。







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