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素敵な先生が辞めていくのは?
今日は、club houseで「自分の子どもが通っていた保育園の担任の先生が、年度末を待たずに退職する」という話を聞きました。
話を聞けば、子どものことを第一に考えてくれる素晴らしい先生。
保育園によって、さまざまなルールがあります。
ルールは、集団をまとめたり、判断基準を定めたり、同じ過ちを起こすことを防ぐために決められたもの。
保護者側もルールがあるから、ダメだということは分かっているけれど、それでも、園に融通を聞いてもらいたいと思う時があって、無理を承知で、他先生にお願いした時に「決まりがあるからできません。」って断らずに、
園長に話を駆け寄ってくれたり、何か手立てはないかな?と一緒に考えてくれるような先生だったようです。
そのように、子どものことを一番に考えて下さる先生だったけれど、その先生が年度途中で退職してしまうのは、他の保育者に年度途中で退職するように働きかけられたようです。
だからせめて、今までの感謝の気持ちを込めて、「その先生が、どんなに、保護者から信頼を集めていたのか?」ということを証明するような見送り方をしたいと思って、いろいろ考えているという話を聞かせていただきました。
私には、その先生が周りの職員にうざがられた理由が、すごくわかります。
子どものことを中心に考えると、輪を乱すというか、自分勝手なことをしているって周りの人には見られちゃうんですよね。
その人が、「なぜ、そのような行動を取ったのか?」という気持ちにフォーカスを当てれば、その行動の真意がわかるのだけど、
現場は、時間が決まって、やることに追われているから、そこまで見ようとと思えないのでしょうね。
今日も、素敵な先生が、どこかで胸を痛めているのかもしれません。