端午節に食べる、台湾のちまきってどんな味?なんで食べるの?を調査してみた
你好!
幸福台湾特別駐在員のふる醬です!
みなさまが気になる、生の台湾情報を現地で調査し、お届けします!
6/3は端午節。
台湾では、3連休のお休みもある、貴重な祝日です。
端午節と、切っても切り離せない存在が、「粽子(ちまき)」(以下、ちまき)。
今回は、端午節になぜちまきを食べるのか、どんな味なのか、日本のどこでちまきが食べられるのか?まで、台湾在住の筆者が説明します。
端午節に、なんでちまきを食べるの?
端午節は、大昔国の将来に失望し入水した、楚(そ)の屈原(クツゲン)への追悼の意を込めて行われる行事だと言われています。
屈原を心配した人々が、屈原の身が魚に食べられないよう、河にちまきを投げ入れました。
また、太鼓を鳴らしながら舟をこいで、屈原の身を探したことにちなんで、現代の端午節でも、ちまきを食べて、ドラゴンボートレースが開催されるんです🐉
こう聞くと、お年寄りしかちまきを食べないんじゃないか、と思うかもしれません。
しかし、台湾では年齢を問わず、ちまきを食べる習慣がしっかり定着しています。
ご家庭で作ったり、ご近所さんからもらったり、、と自分から買わなくても、食べない年はないと言った感じです。
端午節近くになると、いろんなところでちまきを販売!
端午節近くになると、市場はもちろん、スーパーや高速道路のサービスエリアでも、ちまきを販売します。
筆者が訪れたサービスエリアでも販売していたので、みなさんに紹介していきます!
今回やってきたのは、肉乾が有名な新東陽の、關西服務區。
ん?
関西?
と、気づいた方がいらっしゃるのでは?
台湾では、関西や板橋、岡山など日本と同じ地名が多く存在します。
高速バスに乗ってるときに、よく見かけるので、ぜひ見てみてください。
樽の中に、もりもりちまきが入っています。
温められているので、すぐに食べることができます。
ちなみに「葷」というのは、お肉入り、という意味。
台湾は「素食」と言って、ベジタリアンの方が人口の1割ほどいる、と言われています。
参照:台湾ミニ百科
だから、ちまきにお肉が入っていますよ~と明記されているんです。
台湾ならではの気遣いですね。
ひとつ、45元(約200円)。
大きめのおにぎり。といった感じでしょうか。
笹の葉に包まれて、なんだかジブリの世界にでも出てきそう。
しかしカロリーは、可愛くないちまき。
100gあたり、370カロリーと、悪魔的なハイカロリーです。
食べ過ぎには、くれぐれも注意です。
ちまき全体が茶色で映えませんが、、(笑)
中身は醤油で味付けされたもち米、豚肉、たくあん、しいたけが入っています。
強すぎない五香紛の香りが、ほんのりします。
実は、筆者はちまきがあまり得意ではないのですが、食べ始めたらパクパクと進んで、気づいたら既に食べ終わっていました(笑)
今回食べたちまきは、客家風のちまきです。
ちまきは、南部・北部・民族によって味がそれぞれ異なります。
塩漬けたまごが入っていたり、ピーナッツや栗、ホタテが入っていることも!
日本では、どこでちまきが食べられるの?
台湾のちまきは、ネット通販や台湾レストランで販売されています。
ちなみに、大阪の朝食専門店wanna mannaでは、6/17(金)までの期間限定で、ちまきを販売中!(販売は終了いたしました)
さらにさらに、wanna mannaの公式LINEを友達追加するだけで、ちまきをオトクに注文できるクーポンをプレゼント中!
ちまきの販売は、なくなり次第終了なので、急いで~!
端午節のお祝いに、粽子(ちまき)を食べてみませんか?
日本にも、ちまきはありますが、味付けや具材が異なる台湾のちまき。
また、台湾国内でも、様々な味のちまきが販売されているので、ぜひいろんなお店のちまきを試してみてください!
記事を読んでいただき、ありがとうございました!
こちらの記事も、よく読まれています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?