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【キャリア論コラム】ハタラクとは何かについて改めて考えた件

皆さんお疲れ様です。
季節は冬。もう12月です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

12月と言えば、一般的には「一年の締め」となる月。新しい年を迎えるための準備月ともいえるのではないでしょうか?

「今年一年何してたっけ?」
「自分は何が出来るようになったんだっけ?」と思い返すこともしばしばあるのでは?

今日は「ハタラク」って何なんだろう?
と改めて考えた件にについて書いていきたいと思います。
もし何か一つでも皆さんの気づきとなれたら幸いです。

※下記はあくまでも僕の一意見であり、僕の所属する会社の総意ではありませんので、ご留意ください。

1,そもそも「ハタラク」って何?

僕はBLAMという会社に属しています。そんなBLAMの企業思想が「ハタラクを叶える」です。

社内において「ハタラク」の定義については下記の様に定義されています。
”ハタラク”とは、自分らしい働き方が出来るような状態であり、役務に留まらない働き方を指す。

BLAMの会社思想について

非常に多様性があり、僕自身自由を重んじるため、非常に好きなビジョンです。皆さんにとって「ハタラク」とは何でしょうか?

一般的な「働く」についてはこのように定義されています。

はたら・く【働く】 の解説
[動カ五(四)]
仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く。「朝から晩までよく―・く」「工場で―・く」「―・きながら資格を取る」

goo辞書:働く(はたらく) の意味

一般的な認識としては、「働く=ご飯を食べるための手段」となる事は多いのではないでしょうか?いわゆる「ライスワーク」という奴ですね。

「働かざる者食うべからず」という言葉のように、生活のために働くことがライスワークです。学生のアルバイトなど、初めての就業経験はこのモチベーションから始まる場合が多いです。ライスワークは働く上・生活の上で軸となるもので、多くの人はこのライスワークを行っていると考えられます。趣味や好きなことをする時間は仕事と別に確保しなければなりません。
趣味や特技はプライベートの時間で充実させたいという思いがある人は、「仕事はライスワーク」と割り切ることができます。特にものづくりの分野では、仕事となるとさまざまな制約が生まれるため「好きだからこそ仕事にしたくない」と考える人も少なくないようです。

はたらくビビビット「ライスワークとライクワークとライフワークって何?

ちなみに僕にとって働くとは何かという話をすると、「自分の人生を最大化する為の手段」と定義しています。それで言うと、「働く」よりも「ハタラク」の方が僕にとっての仕事観は近いものとなります。

故にBLAMを選んだとも言えます。

2,ハタラクにはフェーズがある

その為、僕の人生プランにおいて、ハタラク事にはフェーズがあります。
そもそもの話になりますが、ハタラク事を追求していくうえで必要不可欠な要素とは「人生の目的である」と僕は考えます。

僕の人生の最大目的とは「葬式をパーティーにする事」です。
翻訳すると「120%生き切る人生にしよう」という意味になります。生き切るうえで大切な要素、得たいものを仕事や趣味や人間関係から構築していくことで、僕の人生プランは成り立っています。
(もうちょっと詳しくは僕のTwitter見ていただければ書いてあるので見ていただけると嬉しいです。)

だから今はBLAMにいるし、だから今はマーケティングの仕事に携わっている。今の環境も、今の責務も、今やっていることも納得がいっているのは、僕の人生の目的から逆算して選んでいるからにほかなりません。

たまに聞かれることがあるのですが、「岡本はこれから何をしたいの?」と聞かれることがあります。もちろん、今マーケティングに携わっている身からすれば、マーケティングについて答えるのが求められている言葉なのかもしれませんが、少なからず、僕のやりたいことでいうと、「キッチンカーでカレー屋さんやりたい」です。BARもやりたいし。「居場所を作ること」をしていきたいと考えています。
僕の人生においてという前置きで質問されると、どうしてもこの答えになるので、正直この質問は苦手です。多分、その人の求めてる答えは言えないからです。自分に嘘はつけません。

会社において直近でやりたいことはあるか?
と聞かれればもちろんあります。直近は「マネジメント」を追求したいとそう考えています。

僕のハタラクにおける今は第2フェーズくらいです。
皆さんには何フェーズくらいあるのでしょうか? 僕のキッチンカーについての夢は大体フェーズ4~5くらいにあると考えています。

3,ハタラクは縛られない

働くではなく、ハタラクを選ぶという事は、「自分で生きる道を選ぶ」という事に他なりません。

いわゆる一般論的な「~べき」からは一線を画し、自分の人生を自分の生きやすくデザインすることが出来る。それがハタラク事だと考えます。

最も、だからと言って、誰かの尊厳を踏みにじったり、何でもかんでも自由にやっていいという事にはなりません。物事には道理があり、あくまでの人の道は義理と筋で成り立っているという事は確かだと考えるからです。

会社に属するなら、特にロールが高くなるほど「個人」よりも「組織」の利益を追求した行動や言動が求められるし、フリーであってもクライアントに求められる本質を追求できなければバリューを発揮できない。

責任を担う事。それに対するバリューを会社や社会にとってもたらすこと。その上で自由が認められるものだと僕は考えます。

5,どうしたらハタラクことが出来るのか?

例えば、これから先何をしたいのかわからない。
例えば、目標とかビジョンがない。
例えば、転職はしたいけど次は何をしたいのかわからない。

そんな意見があったとしましょう。それを解消できるTipsは3つほどあると考えていて、もし、今迷ってるひとがいたら参考になったらとても嬉しいです!

①自分の心に素直になろう

いきなり抽象的な入り方をしましたが、本当にこの通りだと思います。
世の中のしがらみ、現実という誰かの決めた価値観、常識という時代によって変動するのに、無意識に従っているルール。

全てを投げ捨てて、一度自分の心に素直になってみてください。
そこには何が見えますか?
それは何をしている姿でしょうか?

自分が笑顔で楽しいと思える姿、日常、環境、それが自分のやりたいこと、姿です。これから先の目的を考えるために、周りの規範や常識から固めてしまうと、その時代のルールの中でしか自分のゴールを決める事が出来ません。だからこそ、まずはしがらみがないと考えて自分の心に素直になってみる事が、ハタラクの第一歩です。

②目的は自分にとって大事なこと、という見方で決めよう

目的というとついつい、大きなものを思い浮かべたりしないでしょうか?
目的って実はとても曖昧なものです。人生の目的を考えた時に、ガチガチにプランニングするとか不可能だと思いませんか?

目的は「職業」「年収」「肩書」を決めるためのものではありません。「自分が生きて死ぬまでの大まかな舵きりを決めるための方針」として定めるほうが良いでしょう。

曖昧だけど、譲れない事。だから僕の目的は「葬式をパーティーにする事」です。職業とか夢ってそれを達成するための手段なので、PDCAを起こしていくことを前提に考えると、「目標」として考えていく方が、おそらく重荷にならないと考えます。

③目的は死生観に基づいて考えてみよう

目的を定めようにも、そもそも考えたことがないって実は多いと思っています。その一つの考え方として、僕がおススメするのは「死生観」です。

時代はいつでも変わります。時代が変わると常識は変わります。常識が変われば現実的の尺度も変わります。尺度が変わればルールも変わります。

こうやっていつだって変動する指標を基にしてしまうのは危険です。なぜならば目的とは「唯一曖昧でブレてはいけない指針」だからです。

どんな手段(仕事、夢など)を使ってでも辿りつかないといけないものだし、だからこそ手段たる仕事も夢もどれだけでも変わっていい。変わらないことも素晴らしいけど、変わってもいいという自由度を持たしてあげたほうが動きやすい。目標のPDCAはガンガン回していいと僕は考えます。

時間が1人1日24時間は与えられているように、人に平等に与えられるのは「」です。だからこそ、「どのような死を迎えたいか」「その死を迎えるときはどういう場所で、どういう人に囲まれているか」それを定める事。その為に譲れないものを選択していくこと。

そうすると不思議と自分の動くべき道がわかってくるようになるし、そこに不要なものを手放せるようになってくるんですよね。

6,自分の目的を定めた時からハタラクに近づくことが出来る

例えば死生観が「楽しい事をやり切って死ぬ」というものだったとして、「じゃあ今は何をすることが、それに向かっているという事なのだろうか?
と考えると、今の仕事をどうするべきかを考えられますよね。それは仕事じゃないと得られないのか? 仕事の時間を短くして趣味の時間を増やすべきなのか? そういうことも考えられるようになると思います。

もっと目的を身近に、等身大に置くことで、より自分を殺さないハタラクが見つかるのではないかと僕は考えます。

僕の2022年はフェーズ2を加速する為の動き方をすると決めています。

皆さんはどんな2022年を迎えようとしていますか?
是非この12月に、少し考えてみてより良い2022年を迎えてくださいね。
それでは!


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いつも見てくれて、スキくれてありがとうございます。少しで皆さんがマーケティングを身近に、生活に、近づけられたらうれしいです。