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世界的猛暑は来年が本番? NASA専門家「2024年はもっと暑い」と予想する根拠

NASAの研究者が「今年の7月は数千年とまでは言わないまでも、数百年でもっとも暑い月になりそうだ」と警告している。21日、英紙デーリー・メールが伝えた。

NASAの気候学者ギャビン・シュミット氏は多くの国々で記録的な暑さだとし、「前例のない変化」に地球は直面していると指摘した。日本では40度近い気温を記録するところもチラホラ出てきている。世界的にも暑い夏でトルコ、ギリシャ、イタリア、キプロス、スペインでは40度を超えることもあるのだとか。

7月でこの暑さなら8月はどうなってしまうのかと不安になるが、それだけじゃない。シュミット氏は「2024年はさらに暑い年になると予想しています。なぜなら、現在進行中のエルニーニョ現象が今年末に向けてピークに達するからです」と来年こそが本番と予言しているのだ。

気象庁公式サイトによると、エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続くことを指す。これにより気象にも影響が出るのだ。通常、エルニーニョ現象だと、日本では冷夏になりやすいとされている。

シュミット氏は今年の暑さについて「まだ現れたばかりのエルニーニョ現象だけが原因ではない」と説明。「熱帯地域以外でも、ここ数か月で記録的な海面水温の上昇が確認されています。私たちが大気中に温室効果ガスを排出し続けている以上は、今後もその流れが続くと思われます」(同)

さまざまな要因で夏は暑くなっているのだ。

東スポWebより引用


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