小さい頃からラムネが好きだった。 たぶん、きっと、 あの綺麗な瓶にビー玉、そしてしゅわしゅわな炭酸の泡。 その姿に魅力を感じていたのだと思う。 でも、私は一度もそのラムネの蓋を自分一人で開けられたことがなかった。 どういう仕組みなのかがよくわからなかった。 でも手こずっていると、 「どれどれ」と開けてくれる人が、必ずいつもそばにいた。 それは、 祖父であったり、 祖母であったり、 父であったり、 母であったり、 親戚であったり、 恋人であったり。
「いつになったらどこでもドアが現代に来るかな」 そんなことを大真面目に考えてきた。 正直、空飛ぶ車はあと数年くらいで現実にやってきそうな気がしている。 もちろん、これまた大真面目だ。 よく、こんなようなことを思う。 今はもう天国にいる祖母と、もっと色々な場所に旅行したかった。 施設暮らしで元気がない動物好きの祖父に、今すぐにでも私の猫を連れて行って見せてあげたい。 本当は愛猫と色々な場所を旅してみたい。 会いたい人に、会いたい時、すぐに会いに行けたらいいのに。
私には、「人生でなかったことにしたい時期」がある。 そしてそれは 「ソーシャルネットワークの利用の仕方に問題があったことが大きい」 と、今となっては思っている。 どんなことも過ぎれば思い出? 思い出にできる次元じゃない。 消し去りたいという気持ちが強すぎて 本気で夢だったと思おうとしている自分がいる。 思い過ぎて、願い過ぎて、既に半分夢だったと思っている。(笑) (いいことだ!) その時期の自分はとにかく 病的なほどにソーシャルネットワークの世界にのめり
読む前に、ほとんどの人が長いタイトルだと思ったであろう。 単刀直入に言うと、 このタイトルがそのまんま私の「自分にとって大切なこと」である。 ただ、最初からこのような考えを持って生きてきたわけではない。 過去の自分を振り返ってみると少なからず 私のせいじゃない。誰々のせいだ。 どうでもいい。 仕方がなかった。 相手がそういう感じで来るなら、こちらもそういう感じでいくわ。 うまくいかなくなったなら切って終わり。それだけのこと。 嫌な相手だから避ける。自分を守
話が全然まとまっていないと思うけれど、 書きたいことをそのまま書き連ねていきたいから 思うままに書いていくことにします。 忘れもしない。 あの日は、母と一緒にリビングでテレビを観ていました。 すると急に、スマホから、テレビから、地震の時に鳴る、あの音。 そして揺れ。 震度はそんなに大きくない地域に住んでいたけれど 初めて経験する縦揺れのような地震に驚く母と私。 「こわい!」 私たちからは、その言葉が自然と何度も漏れ出ていたように思います。 家族に連絡を取
突然だが、わたしには『食べものの顔』が見える。 いま「頭のおかしいやつだ」と思っただろう。 もしかしたら一部の人は 「わかるわかる」と感じてくれたかもしれないが、 大半の人は「なにを言ってんだ」状態に違いない。 たとえば、プリンを食べようとしたとき。 目を閉じてゆらゆら左右に揺れながらプリンが 「食べて食べて~」 と可愛く言ってきたり。 焼きたてのフレンチトーストにたっぷりのはちみつをかければ 「ふああああ」 と、はちみつのシャワーにフレンチトーストが喜