小さな成功体験を感じる瞬間#イタリア生活の日常
僕はシャイでは全くないけど、人前や大人数で話すのはそんなに好きでも得意でもない。
コミニュケーション能力が低いのか?
いやそんなことはない。
スペイン語でもイタリア語でも英語でも、1対1であればそこそこコミニュケーションは取れるし、コミュ力はむしろ高いと思う。笑
なんだろうな。意外と空気を読んでしまう。
特に外国語になるとそれは顕著になる。それは好きではないとか、得意ではないという背景ともう1つに言語能力が単に低いからだろう。どこか自信がなかったり恥ずかしさがあるのだと思う。
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もし留学経験のある人であれば体験したことあると思うけど、案外複数人での会話に入り込むのは簡単ではない。
話しの流れが早かったり、スラングやヨーロッパであればヨーロッパあるあるネタなども入ってくるので完璧に理解しようとするのは、純ジャパの自分には至極困難。
そして、話しの流れを掴む頃には次の話題に…なんてことも日常茶飯事だ。
例えば、2年前スペインでシェアハウスしている時も、同世代のルームメイトとみんなで出かけても自ら話しをするということはあまりしなかった。というかできなかった。(当時の英語の能力は皆無)
スペインにいた時にみんなでご飯を食べに行ったら、スペイン語でベラベラ話すことはできないから、ひたするビールを飲み、パンを永遠につまむなんて時もあったなぁ。だってやることないんだもん。笑
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そんな中、今年のクリスマスはロンドンにいる友達の家で過ごした。
24日の夜は友達とさらにその友達も加わり、計6人でテーブルを囲った。
ターキーを焼くのに友達が手こずったこともあり、みんなお腹ペコペコだったので最初は皆お肉に視線が行っていたが、徐々に話しが盛り上がる。
そして案外会話の内容が入ってくることに気づく。自分も会話に参加する。
前に座っていたイギリス人の子は僕の英語を時々「mmm??」という顔で見ていたが(おそらく文法がめちゃくちゃだからだろう笑)、でも伝わっていた。
ここ数ヶ月、英語の勉強に力を入れていたので、目に見えて変化が見れて素直に嬉しかった。
もちろん、細かいニュアンスを伝えるのがまだまだできないという悔しさもある。
会話の流れで、ユニクロの話しになった。
「なぜあんなに安いのに、質が高いのか?」
という質問に対して、「日本は着物の文化があって、日本人は服の生地へのこだわりが他の国より強い見たい。」と言った。
しかし、ここで僕は「生地」の英単語が出てこなくて「quality(質)」へのこだわりが強いと説明した。
この微妙なニュアンスが伝えられなかった悔しさがわかるだろうか。笑
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基本的な単語を網羅していれば、そのボキャブラリーで物事を表現することは伝え方次第で可能である。
例えば今の会話の流れで言えば、僕は「ZARAは日本では人気ではあまりない。なぜなら質が微妙だから。」と他の話しを引っ張ることでおそらく言いたいことは伝わっていたと思う。
でも、若干違う。細かいけどね。
気長に英語の勉強は続けていきます。
そう言えば、海外生活4年目だけど、クリスマスをヨーロッパで過ごすのは初めてだった。日本のイルミネーションも綺麗だけど、こちらも負けず劣らずどこの国も美しかったな。
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おまけ…
やっぱり、外国人と話すと日本人や日本に対する見方が全く違うので面白い。
海外にくる価値は様々だけど、やっぱり「人間」だと思う。
全く異なった場所で生まれ育った人間と話すと、今まで気づかなかったことに気づく。また、自らの幅を広げなくてはとなる。
日々勉強。
そんなわけで今回は自分の感じたことパパッと書きました。
最後に、ちょっと上手くできたラーメンの写真貼っておきます。笑
海外行く人、日本食を手軽に振る舞えるとけっこう喜ばれますので参考までに。
2019年ももう終わりですね。イタリアはもちろん、ヨーロッパには正月を日本のように祝う文化はないので、クリスマスが終わると同時にホリデー雰囲気も少しずつ薄くなります。
おせち食べたかったな…笑
送ってくださる方がいつでもDMお待ちしています。笑
ではまた!
ヨーロッパでの活動資金にします。あとものすごく喜びます。笑