見出し画像

Kindle本、期間限定<半額>キャンペーン中 その1【動物 & ノンフィクション】編

通常550円(税込)で販売のものが、期間中275円(税込)になっています。お正月を挟んで3週間のキャンペーンに参加しています。この機会にぜひ、ご一読を!(一部330円→165円のものもあり)
Title photo: Gray Wolf by Shanthanu Bhardwaj (CC BY-SA 2.0)

動物園にいるオオカミではなく、ホンモノの野生に生きる、森や荒野をかけめぐるオオカミとは、いったいどんな生きものなのでしょう。

この本の著者ウィリアム・ロングは、20世紀初頭にアメリカ北東部を長い期間にわたってフィールドワークした作家、野生動物観察家です。GPSもSUVもない時代に、自分の足で歩き、ときにカヌーをつかい、主として一人で広大なアメリカ北部の森を探索しました。(紙の本:74ページ)

「まえがき」は、自然写真家の大竹英洋さん。ノースウッズと呼ばれる北米の広大な森が広がる湖水地方を、オオカミを求めて探索し、野生動物の写真を撮り続けている写真家です。先月放送されたNHK BSの星野道夫の足跡をたどったドキュメンタリーをご覧になった方もいるかもしれませんね。
↓『動物の森』はその大竹さんの著書です。(紙の本:82ページ)

俳句のような短い文章で、アカリス、オジロジカ、クロクマ、ワタリガラスなど約30種の北米の野生動物を描写しています。たとえばこんな風に。

オオカミ「足跡」
朝起きて小屋の外に出てみると
うっすらと積もった雪の上に
真新しいオオカミの足跡が点々と続いていた。

wolf 'tracks'

One morning, I woke up, went outside the cabin
and found fresh wolf tracks on a light coat of new snow.


この本の著者デニース・ハージングは、12歳のときにジャック・クストーのドキュメンタリー番組を見て、この生きものに魅了され、将来イルカの研究者になろうと決心しました。イルカが海で何をしているのか知りたい、比率で人間の次に大きな脳をもつこの動物が、何を考えているのか知りたい、イルカとコミュニケーションすることは可能だろうか。イルカへの探究心をもちつづけた少女が、やがて海洋生物学者となってバハマの海へと旅立ち、そこでイルカたちのコミュニティを間近に観察した25年間の記録です。
(紙の本:328ページ)


南米アルゼンチンの奥地、ミシオネス州のジャングルを舞台にした童話集です。ハナグマ、カピバラ、コアリクイ、オオアルマジロ、コロコロ、ドラドなど南米原産の野生動物が、楽しくにぎやかに登場します。またシカやオウム、ミツバチ、ワニなど誰もがよく知る動物たちも主役として活躍します。(紙の本:136ページ)
著者:オラシオ・キローガ、絵:ミヤギユカリ、訳:だいこくかずえ、


シカゴのラジオ局Classical 97のブロードキャスター、ブルース・ダフィーが1985年と1995年の2回にわたって行なったスティーヴ・ライヒのロング・インタビューです。(1回目:約33000字、2回目:約20000字)
(紙の本:80ページ)


台湾出身の日本語作家、温又柔(おん・ゆうじゅう)のデビュー前の手記(「温の手記」)を集めた本です。温さんいわく「日本語が私の運命なら、私も日本語の運命となりたい」(紙の本:35ページ相当)


著者:ベンソン・デン、アレフォンシオン・デン、ベンジャミン・アジャク
まえがき:ジュディ A・バーンスタイン
2011年に南スーダンが独立する前、スーダンは20年に渡って内戦状態にありました。その内戦の中で、多くの小さな子どもたちが、親と別れわかれになって難民となり、集団でアフリカの大地を逃げ歩きました。
ベンソン、アレフォ、ベンジャミンの三人は、その厳しい逃避行をなんとか生き延びた奇跡の生存者たちです。いかにして彼らは救われたのか。
極限状態の中で小さな目が見つめた人間のありのままの、あからさまな姿。あらゆる悪と善、ウソと真実の混沌に、読者はこの世界がどのようなものかを、いやというほど知されます。人間にとって真に大事なものは何か、三人はこの本の中で伝えています。(紙の本:276ページ)

*Kindle本、期間限定<半額>キャンペーン中 
その2【フィクション・小説】編


いいなと思ったら応援しよう!