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ハロウィーン、今年は無人キャンディスタンド
ハロウィーンを迎えたアメリカ。我が家にも毎年、十数人(グループ)がトリック・オア・トリートにやってくる。
コロナ禍2年目の今年は、ドアを叩いて貰う代わりに、キャンディをバスケットに入れて、屋外に放置という方法を取った。家人が皆でかけ、私はやることがある今晩、ドアをノックされていちいち対応するのが面倒ということもあるが、人との接触を避けるのが主な理由。
ただし、かごに入っているからと、キャンディを好きなだけ取って行かれては困るので、Take a couple, share with others, please.と張り紙を作り、息子のネーティブチェックを受けたところ、ダメ出しが。
まず、a coupleがいくつか曖昧。2個とか具体的に書くべき。どうやら10個というのも範囲内になるそうで。それに加え、share with othersだと、もらったキャンディを他人と分ける、という意味になると。うーん、英語って難しい!
コロナ2年目となり、近々アメリカでは5~11歳の子どもたち対象にファイザー社のワクチン接種が始まりそうだ。だが、今日現在、ハロウィーンに来る子どもたちの多くは未接種のはず。ワクチンを打った大人は増えていても、接触する機会が少ないほうがお互いのためである。
ちなみに、非接触ハロウィーンの1回目だった昨年は、キャンディを2つ1組にし、クリップで止めて、網が破れて使い物にならなくなったサッカーゴールの枠にぶら下げておいた。トリック・オア・トリートに来た人たちは勝手にクリップからキャンディを引き抜く方式。
近所のお宅では個別包装したお菓子をトレイに並べて外においてあったり、スニッカーズのようなキャンディバーと呼ばれるものを棒にテープで止めて、地面に刺しているお宅もあった。
かわいい子どもたちの仮装を見るのは楽しいが、そこに危険が生まれてはいけない。対面ハロウィーン、来年はできるかな。