モナコインの需給とインフレ率に関する見解
モナコインのインフレ率についてまとめたのでその補足記事です。
モナコインは現在インフレ率が2%と低いのでこれからすぐにでも値上がりしやすいと考えるかもしれません。
そこでモナコインを持つモチベーションは何でしょうか。少し洗い出してみましょう
値上がり期待
貯金
将来性
遊び
寄付
送金
モナ資産
おそらく今までの期間でモチベーションは変化してきていると思います
2014〜2017年
将来性
遊び
寄付
送金
昔は値上がり期待で購入する人はあまりいなかったと思います。
またインフレ率が高かったですが安かったのとマイニングのしやすさもあり気にしている人は少なかったです。
総合サイト「モナッピー」が活動的であったため様々な試みがありそこでモナコインは活発に使われていました。
2018〜2024
値上がり期待
モナ資産
一度大きなバブルになり流出事故で国の規制が強化された後は遊びや将来性を期待していた人が手放し、その後は値上がり期待に変化してきているのではないでしょうか。
将来性が無いけど値上がりが凄いという二匹目のドジョウを狙って。
この頃はインフレ率がまだ8%もあり高値で価格を維持していたこともあり高いところで買っている保有者が多いです。出来高を見ればすごい出来高がついていますよね。
値上がり目的でモナが上がったらタイミングよく売り抜けたい人が多くなったので取引所からモナが出てきません。
モナが出てこないのでトランザクションが無く誰も注目しないためタヒんでしまったコインとして海外では見られています。
https://www.reddit.com/r/monacoin/comments/pwy7cf/how_alive_is_monacoin/?rdt=64206
現状はモナが動かなくなってしまい、使われないのでサードパーティのそれまであったエコシステムはどんどん消えていっている状況です。
残っているのはコミュニティ主導のこじんまりとしたものだけにとどまっている状況でそれもあまりメンテされていないので時とともに消えていってしまうかもしれません。
これはモナに限った話ではなく発行されたコインのほとんどが取引所に置いてあるのは日本特有の問題に思えます。
他のコインも一部そうなっています。
含み損で塩漬けと呼ばれる状態です。
今の状況は値上がり目的が多いので上がったら売られます。
高値で購入した人が値上がりしないので見切りをつけて売ります。
他で儲ければ損した分は税金を払わなくてよくなるので売られます。
今の買い手は値上がり目的とモナ資産の購入くらいです。
現状とても売られやすく上がるのは難しいのではないかと思います。
ただしインフレ率は年々下がっています。
コレに目をつける人が増えるとモチベーションに貯金が入ってくると思います。
値上がり期待が減り貯金が増えると強気のガチホが増えてくると思います。
値上がり期待の人の売りと貯金の買いが逆転するとトレンドは変わるのではないかと思います。
貯金目的で何故トレンドが変わるかと言うと目的がインフレヘッジなので売らないということです。インフレヘッジで買うような人はブレません。毎月継続的に買います。値上がり目的はタイミングよく買い、上がったら売るので継続的に買われません。
それが起こるかどうかは未知ですが半減期のたびにインフレ率は減っているのは事実です。
それは何年後に起きるかはわかりません2026年かもしれませんし、2029年かもしれません。もっと先かもしれません。
そんなにすぐにはトレンドは変わらず値上がり期待の人の売りで上値が重いのは続くと思われます。
そこでモナ資産で遊んでいるのがトレンドに関係なく楽しめるのでモナ資産に一度触れてみるのはどうですか?
モナ資産を遊んで注目されればモナコインにも注目が当たるようになります。
モナコインは誰も使わなくなり対応しているサービスが無くなり注目される材料が乏しいのでインフレ率に目を向ける投資家が気が付かないのです。
それに日常的に売ったり買ったりと流動性がなければ貯金を換金する時にいいレートで換金できません。そのような状態にならないと貯金に使えるとはなりません。
モナ資産を広めて注目を集めるのはモナのトレンドが変わる時間の短縮になります。
モナ資産についても価格の下がったコインに加えて取引所の外で少ない数量でしか出回らないコインで値付けされています。
強烈なデフレが働いている世界で勢いが落ちずにアートが生み出されています。これはすごいことだと思いませんか?どこにそんなモチベーションがあるのでしょうか?