モナパーティーはなぜ今まで使われてこなかったか
要因は大きく分けて3つ
■ローンチ時の問題
モナパーティーが出た当初(2018)は問題だらけでまともに使えるものではなかった
使いやすいウォレットが無かった
モナでトークンを買う方法が無かった
xmpでしかトークンの価値を知る方法が無かった
xmpは上場しなかったので価値が分からなかった
xmpをモナコインで購入することが出来なかった
トークンが欲しい場合は配っているのを貰うしかなかった
売りたい買いたいと基本的なことが出来なかった
モナコインを使うことができないので出入口がなく新規が参入する余地が無かった
モナコインのバイナンス期待が煽られた頃(2020年頃)に新機能が入りようやく実用的になった。
使いやすいウォレットが現れた
自動販売機の機能が出来た
モナコインを使うことが可能になり出入口が出来た
特に宣伝等はされなかった
時間が経ちすぎて存在が忘れられた
現在(2024)は、最初から居る人は使っているが新規流入はほとんどない
知っている人だけが使っているので利用者はほとんどいない
■保有者とのミスマッチ
2020年頃に大商いがあった
高値で膨大な出来高がつきそれまでモナコインを持っていた人たちと総入れ替えが起きた(知識の断絶が起きた)
過去の値動きに惹かれて買っているので材料があれば暴騰する前提で購入している
モナコインについてよくわかっていない人が購入している
現在は長引く下落トレンドで上がったら売りたいという人で大多数を占めている。動くコインがあまりない。
買い値に戻ったらすぐ売りたい
下落トレンドが長くどうしたらいいのか分からないので動かさない
バイナンス上場を待っているので動かさない(上場で暴騰する思惑)
10年持っているので何があっても動かさない(ダイアモンドハンズ)
■流動性
現在
需要がないのでトレーダーが少ない
マイナーは全額売るので一日24〜30万円程度(6000mona)の売りが発生する
1日の出来高100万円程度(2〜3万mona)なので1/3がマイナーの売りで作られる
毎日発生するマイナーの売りをトレーダーが支えきれなくなり価格が下がっていく
価格が下がるのでモナカードの売上をモナで持っていられない
モナパーティーに出回ったモナが取引所に吸い込まれる
■まとめ
モナパーティーのディスペンサーリリース時にそれまでいたモナコインエンジョイ勢がほとんど居なくなってしまった。
それはバイナンス上場期待から投機目的の利用者にゴッソリと入れ替わったのでモナパーティーに興味を持てない人達で保有者が構成されてしまった。コイン動かさないと発展しない時期にコインが動けなくなってしまうジレンマ。
そしてモナコインは需要がなくマイナーの売り(一日30万円)を受け止められない。買い手がいなく、価格がズルズル下がり続けていくので、モナパーティー上のモナコインを持っていられないから取引所に戻ってしまいモナパーティーで出回るモナがない。
この負のループを絶つにはバランスが取れるところまで単価が下がるかホルダーが入れ替わるかあるいは両方が起きる必要がある。
マイナーの売り30万円は年間1億円程度なので毎年100万円分、100人ほど買う人がいると釣り合いが取れる。
つまりそれ以下の流入しかないかすでに高値で買った人が諦めて損切が始まっているかだ。(流出が始まっている可能性)