モナコインは開発停止しているのか?
モナコインが開発を停止しているなど噂を流すブログがありますがそんなことはありません。
たしかに開発は活発ではありませんが2022年9月にモナコインの開発者が今後について発表している動画があります。
動画の内容を見ている限りは今後の開発はビットコインのL2普及待ちといったところでしょうか?
ビットコインのL2は牛歩の歩みといいますかいまだ普及はしているとは言えない状況です。(すこし使えるようになってきた印象はありますが)
当面は独自機能を開発する予定はあるのでアップデートしやすくなるように保守を頑張るといった内容に思えます
2022/09/29 モナコインとか勉強会#5
要約としては以下の通り
LitecoinフォークからBitcoinフォークへ
MimbleWimbleを導入しない決定
今後独自技術の導入
L2の発展に合わせる
将来的にPoSも検討(すでに使える実装がある)13:13付近
今のところ順調にマイニングはされているので他を開発できる
Lightningを中央集権的にやるつもり
Lightningを開発しているbitcoin forkのコインは3つある。モナコインはその一つ
モナコインはモナパーティのトークンシステムとライトニングネットワークの二方面に力を入れているように見えます。
サブマリンスワップを使ってBTCなどと取引所を通さない交換を可能にしていくのだと思います。
サブマリンスワップはモナコインの解説でなぜか強調されているアトミックスワップの応用版です。(アトミックスワップはどの仮想通貨でも出来る一般技術であってモナコインが特に強調されるものではないです)
そのうちライトニングネットワークを使ってモナカードの売買ができるようになる可能性もあるのだと思います。
開発停止した事実はないと断言できるのではないでしょうか。
ハッシュレートが急落し、ネットワークに支障が出始めるとPoSになる可能性が上がります。
PoWではネットワークを維持することが出来なくなるからです。
モナコインが開発停止やオワコンなど噂されるのは政府の規制によるサービス終了でモナコインがまったく使われていないからです。
誰も使わないと話題がないので開発の方に視線が向いていきます。
モナコインはホワイトペーパーやロードマップなどはなく開発に関しても特に方向性のようなものはありません。
ビットコイン側になにか大きな進展がない限りは基本的には現状維持でしょう。(ライトコインを切り捨てたのでビットコインに追従する方針のようです。)
モナコインはミームコインと言われる種類のコインであり盛り上げるなら話題を作るしかありません。話題を作るにも投げ銭が行われていない現状ではネタ不足です。
モナコインを使って何か言葉によらないバズらせるような体験がなければドージコインのようなグローバル展開をするのは難しいです。
モナコインにはモナカードなど独自のコンテンツがあります。これは規制によって潰れるようなコンテンツではありませんので永続性があります。これらコンテンツが注目を浴びるようになればモナコインも人気が高まるでしょう。
なにせモナコインでしか取引できないので。
一度モナコインのコンテンツに触れてみればわかりますが有志により環境が整備されエコシステムが発達しています。
モナコインを昔から持っている人でもモナカードに触れている人はわずかしかいません。
廃れてしまい価格が上がらないからとモナコインを忘れてしまっている人がほとんどなのでしょう。
そんな環境でもモナカードは続々生み出されています。
モナコインが再び使われるようになれば流動性も戻りクレジットカードの規制で暗号通貨に脚光が浴びそうな昨今、モナコインも候補に上がってくるのではないでしょうか?
今は企業の決済に使えるほど流動性はありませんので候補対象外だと思います。
モナコインの分析に興味がある場合はこちらもどうぞ
2024/11/11追記
セキュリティ関連のアップデートはきちんと行われています。
最近もアップデートがありました。