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一番大切なもの

私にとって「一番大切なもの」とは何でしょう。それは間違いなく二人の子供たちです。その一番大切なものを見失っている時は、どことなくモヤモヤしたまま日々を過ごしています。

お客様とのお付き合いを断つのはリスクです。お付き合いを断ったとして、次のお客様がすぐに見つかるでしょうか。運よく次のお客様がすぐに見つかったとして、お仕事が頂けて、支払日までに入金が間に合うのでしょうか。

社員を解雇するのもリスクです。社員を解雇して、次の社員がすぐに見つかるでしょうか。見つかったとして素早く戦力になってくれるのでしょうか。

リスクを考えると不安になることもありますが、自分にとって「一番大切なもの」がハッキリとしていれば、リスクがあっても踏み出せる、そう思います。

値引きを要求してきたお客様との縁を切り、問題ある社員との縁を切る。不安だらけですが、モヤモヤしていた日々と比べたら、何と清々しいのでしょうか。

まるでお掃除が終わり、掃き清められた直後の神社の境内にお邪魔したような、そんな清々しさが私を包み込んでいました。

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