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#59 社長の「退路講習会」に参加して「最悪を想定」することの重要性を感じたこと

私の友人である、 「社長のおくりびと」という異名を名乗る、奥村聡さん主催の「退路講習会」に参加してきました♪


事業承継デザイナー/司法書士 奥村聡さん 色々やってます


奥村さんとは古いお付き合いで、会社の承継とかM&Aとか契約書とか…その辺りのことは、色々と相談に乗ってもらっています。

書籍も何冊か出されていて、TVなんかも出たりしているすごい方です。


そんな奥村さんが、今まで多くの会社さんの最後を見てきて思うことは

「もっと早く手を打っておけば…」

という事だそうです。


自分が経営者の場合、会社の行く末は大きく二つ。

①継いでもらう
②つぶす

①の継いでもらうは、今まではその対象が家族(特に長男)とかが多かったそうですが、最近は企業間のいわゆるM&Aがとても増えてきているそうです。

②のつぶすの中に二つあって、1つは「廃業」もう一つは「倒産」です。

まっ、とにかく大きく二つです。


さて、みなさんは会社あるいは個人事業として営業をされていると思います。

あなたが、「引退」もしくは「死亡」した場合、残った会社はどうなるか?どうするか?考えたことはありますか?


「そんな、辞める時のことなんて考えてたら商売なんてできないよ!」

という、前のめりな方は多いと思いますが、ここ、ちゃんとやっておかないと、困るのは家族だったり、残された従業員さんだったりするってことです。


上手くいっている方は、自分が元気なうちに、安心して「承継」する方法を考えなくてはいけません。

上手くいっていない方は、これ以上傷口を広げないように、数年計画で対策を立てる必要があります。(対策を立てて、実行しているかどうかで、自分自身、家族、社員への影響は最小限に済みます)


今回の参加者さんは、経営が危ない方ではなく、みなさん健全に商売をされている方ばかりです。

しかし

「今回参加して、やってはいけないことやってたわ~、知ってよかった~~」

とか

「これ、知ってるのと知らないのとで、すっごい違うよね!知れてよかった!」

という声ばかりでした。


私たち経営者は常に「最悪を想定」する必要があります。

なかなかできることではありませんが、「最悪を想定」すると、いいことがたくさんあります。

まずは、「最悪っていっても、こんなもんか」…と開き直れるところです。

意外と最悪って、そんなもんだったりします(笑)。


そして、「最悪を想定」すると、今に感謝ができます。

そして、今を大切にしよう…家族や社員のことも考えて、最悪にならないように、どう防御線を貼ろうか…と、ポジティブに考えることができます。


この最悪とか最後を想定していると、自分しか知らない、パンドラの箱が社内にあったり、自分が意思決定をしないと会社が進まない…そんな状態のままでは危険だな…と感じるのではないでしょうか?


指示ゼロ経営は、事業承継をしていく中でもとても重要だと常々思っています。

だめになる会社(最悪倒産)の多くは、ワンマン経営です。

今まではそれでよかったでしょうが、先が読めないこの時代、みんなの知恵を借りながら、一緒に悩み考え、小さく初めてPDSAを回す(PDCAではなくPDSAです)ことが、いい会社になる胆です。


「社長や上司に指示命令されなくても、自分たちで課題を見つけ、考え動き、成果を出してしまうチームによる経営」

それが指示ゼロ経営です。


全く意識していない会社の場合、指示ゼロ経営になるのに、1年~3年はかかります。

できる限り早く始めることをお勧めしています♪




本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪


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