#20 「結局社長の意見が通っちゃう…」社長の危険な無意識
こんにちは♪ 指示ゼロマスターのかおりんです♪
最近よく聞くのが
「社長は、なんでも言えっていうんですけど、言っても結局社長の意見が通っちゃうんですよね…」
というもの。
これ、社長さん、おそらく…無意識です…(怖っ)…
ってか、私もそうでした…それで…当時の右腕なくしました…(;^_^A
今日はそんなお話です。
社長はみんなの意見を聴きたいもの
「みんなどんどん意見を言って欲しい」
そういう社長さんは多いですが、これ、2つのパターンがあります。
1つ目は「本当に意見を聴きたい」と思っているパターン。
2つ目は「もうすでに自分の中では決まっているけど、みんなの意見も同じかどうかを確認したい、違っていたら、自分の意見に同意してもらえるように説得したい」と思っているパターン。
多くの場合は、顕在意識としては①なのですが、潜在意識では②なんですね…(汗)
特に創業社長さんは、なんでもできる、口が立つ方が多いので、言葉の力で相手をねじ伏せることができてしまいます。
はい…私もそうでした…
表向きは話を聴くと言っておきながら、自分の意見に同意するように、言葉巧みに仕向けていました…(反省しきり…)
自分では、さして意識はないのですが、今思うと、完全にコントロールしてましたね。
だって…自分が正しいって思ってるんですから…仕方ない…
このあたり、こちらの記事もご覧ください~♪
人はそもそもPなんで…
私が参加しているFacebookグループに「ポンコツは世界を救う ~P理論~」という素晴らしいグループがあります(笑)。
日々、自身のポンコツ具合は、我先にと投稿する、変態の集まりです。
しかし、考えてみたら、世の中みんなポンコツなんです。
ポンコツ…要するに、不完全です。完全完璧非の打ち所がない人間っているでしょうか?
そもそも人間は動物学的にも弱い生き物です。ライオンや虎に勝てません。だから、集団で知恵を出し合い、助け合い生きのびてきたわけです。
自分が虚勢を張って、できもしないことをできるようにふるまったら、迷惑するのは、共に動く仲間です。
昔だったら、生死に関わるわけです。
人はそもそもポンコツ…不完全なんで…
ということを、しっかり自覚すれば、自分が正しいなんて幻想を抱くこともなく、素直な気持ちで、フラットにみんなの意見を聴けるはずなんです。
社長の意見は最後に…
私が研修で最初にみなさんにお伝えするのが、【話の聞き方あいうえお】です。
最後の〔お〕が社長さん、一番できません。
これは〔終わりまで〕です。
私もめっちゃくちゃ苦手な〔お〕です(笑)。
なので、まずは、みんなの意見を聴く、アイデアをどんどん出してもらう。
出尽くしたところで、最後に社長が…
「私は、こう思う」
と言います。「が」ではなく「は」です。
それを言ったら、最後の合意形成は、みんなに任せます。
みんなの意見やアイデアのリスクやデメリットも伝え、自分の意見、思いも伝えたら、合意形成はチームに任せる。
これで、指示ゼロの会議の出来上がりです。
簡単に、自然に、これができている人はいいのですが、ついつい口を出してしまう、自分の意見が正しいという思い込みでコントロールしてしまっているな…と反省をしている社長さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪
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