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#56 経営者たるもの「結果に執着するなかれ」

みなさん日々こんな悩みはありませんか?

「売上が前年比割ってるよ…」
「こんなに社員教育しているのに、なんで育たないんだ」
「幹部は結果を出すのが仕事だろ…何をやってるんだ…」

こんなことを日々つぶやいていないでしょうか?

私たちはつい、今、目の前にある「結果」「成果」に頭を悩ませてしまいます。


◆人間万事塞翁が馬

この言葉、聞いたことありますか?
人間万事塞翁が馬「じんかんばんじさいおうがうま」と呼びます。

※人間(じんかん)とは、人のことではなく「世の中」の意味

人間万事塞翁が馬

その昔中国で、国境に住む老翁(老人)が馬を駆っていました。
ある日、その馬がいなくなったので、村人たちは
「不幸なことだ…」
と気の毒がると、老人は
「なに、今によいことがある」
と平気な顔をしていました。
数か月後、その馬が駿馬をつれて帰ってきたので、村人たちは
「よかった、よかった」
と喜ぶと、老人はまた
「また、なにか悪いことが起こるかもしれん」
と、それを喜ぶふうでもなかった。
ある日、老人の息子が駿馬に乗って落馬し、ケガをしてしまった。
村人が見舞いに行くと老人は
「また何かよいこともあるだろうよ」
と平気だった。
すると、戦争が起こり、若者はみな連れていかれたが、老人の息子はケガのおかげで徴兵を免れて助かった。
その後も老人には、いい事や悪い事が幾度となく訪れたが、いいことや悪い事が起こる度に、喜んだり悲しんだりすることがなかったという。

このお話から、何が「いいこと」なのか「悪い事」なのか分からない。そのたびに一喜一憂するでない…という教訓なのですが、もう少し私なりに言い換えると…

「結果に執着するなかれ」

という事です。


人間万事塞翁が馬の話を聴くと、なるほどと思いませんか?

実際、みなさんのン十年の人生を振り返ってみると、何がいい事で何が悪い事なのか、分からないことって多いですよね。

ですから、いま「悪い(と思える)」出来事が起こっていたとしても、それがチャンスになるかもしれないのです。

教育をしているのに、社員が育たない…のも、時間がかかっているだけなのかもしれません。


信じたこと、やるべきことを、徹底してやる…結果には執着しない。


これが指示ゼロ経営的マインドです。

勿論、普段の生活にも取り入れれば、ちょっとしたことで一喜一憂せず、ストレスもためず、穏やかに暮らせそうですね♪



本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます♪


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