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コーヒー&ワインと音楽のマリアージュ

noteクリエイターの花やですコーヒー&ワインを愛過ぎている皆さん、こんばんは‼今日は、マリアージュのお話です。題名を見た皆さんは?となっている人が多いと思います。マリアージュと聞いて皆さんが思いつくのは、料理・スイーツだと思います。

 ワインを購入する時、これに合う料理を想像しながら選ぶまたその逆で、料理に合うワインな何だろうと選ぶと思います。

 コーヒーで言えば、品種・産地・精製・焙煎などを考慮してスイーツに合わせたり、ブレンドして合わせると思います。そうしてマリアージュをして楽しむのが、一般的です。
 
 しかし今回は題名の通り食材でもなく「音楽」に合わせるという楽しみ方について、皆さんにお話をしたいと思います。

マリアージュとは

 まずマリアージュとはいったい何でしょうか?辞書を引くと以下の通りに書かれています。

マリアージュ(mariage)とは、フランス語で結婚を意味する語。英語ではマリッジ(marriage)という。

 マリアージュの語は、日本においては結婚の意味で用いられることは少なく、多くは「料理と料理との相性がよい場合」「料理とワインとの相性がよい場合」の表現の手段の1つとして用いられる。

料理の中でもとりわけフランス料理について用いられることが多い。

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実用日本語表現辞典

 このように実際使わています。類似の言葉として「ペアリング」があります。こちらは二つの物を組み合わせるという意味で、マリアージュはこのペアリングの中に含まれます。

 ペアリングしてみて相性が良い場合に、マリアージュと表現されます。なので読者の皆さんも普段コーヒー&ワインライフを送られている中で、普通に使われていると思います。

音楽とマリアージュ

繰り返しますが「コーヒー&ワインと音楽のマリアージュ?」と、思われた方のほうが多いのではと思います。私自身も以前は同じ感覚でした。

 本来マリアージュは、相性の良い食材とするものだと思っていました。音楽とコーヒー&ワインの味を組み合わせることはなかなかイメージは湧きません。

 正直に言ってただ好きな時に音楽を聴いて、好きなコーヒー&ワインを飲む程度にしか思っていませんでした。そこで調べて見ると、聴覚と味覚の関係を研究している論文に行きつきました。

論文UR

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sgf/19/2/19_145/_pdf

 この論文を読んで音楽とコーヒー&ワインのマリアージュも、これから可能性があるのではと思っています。

 音楽がコーヒー&ワインに直接影響を与えるのでなく、間接的に影響を与えることがこの論文に書かれています。興味がある方は、論文のURLを開いてみてください。
 
 ただ音楽とコーヒー&ワインをマリアージュして楽しむにあたって、それぞれの特徴を理解することも必要になります。

 音楽と一口に言っても様々なジャンルや音があります。クラシック・ジャズ・ポップ・ロック・ラップ・レゲー・演歌とあります。

 またそのジャンルが合わさってポップロックなどの新しいジャンルも確立されています。そしてアーティストによってさまざまなメロディーも生まれています。
 
 一方コーヒー&ワインは共通して品種・気候・産地・農園(ロット)があり、コーヒーなら生産国での精製方法・珈琲店での焙煎・抽出方法、ワインなら醸造所ごとに醸造技術(温度・酵母など)や熟成手法によってそれぞれに多種多様なのが出来ます。

 共通の項目の産地につては同じ産地内でも少し場所が違えばまったく違うコーヒー&ワインが生まれます。それぞれにここでは書ききれないほどのフレーバーが存在します。その証として、フレーバーホイールがそれぞれあるほどです。
 
 そのため音楽✖コーヒー&ワインの組み合わせは、無限だと言っていいでしょう。そのため本当に相性の合う組み合わせを見つけるのは、そう簡単でありません。

 その一方で組み合わせる楽しみもあります。聴覚と味覚の組み合わせは、神経を集中して楽しむことの極致でないかと思います。音の旋律と、味覚における酸味・甘味・苦味の絶妙な交わりが新しい表現を生み出します。

 ですのでコーヒー&ワインと音楽のマリアージュは、新しい楽しみ方として広まっていくのではと思います。さらにマリアージュするにあたり、コーヒー&ワインに音楽を合わせるのか、音楽にコーヒー&ワインを合わせるのかで大きく変わってきます。
 
 音楽とワインを合わせる場合は、世界中の数あるワインの中からイメージや味わいがあるものを選ぶか、音楽をイメージしたワインを醸造する二つの方法が考えられます。実際に行うなら前者の方がやりやすいと思います。

 数あるワインと音楽を合わせるだけなので、単純な方法なのでまだわかりやすと思います。ただすでにつくらワインなので、組み合わせが単調になるかもしれません。

 逆にワインに音楽を合わせる場合は、ワインのイメージあった音楽を制作する方法がとれるので、表現の幅がぐっと広がるかもしれません。
 
 次に音楽とコーヒーを合わせる場合もワインの時と似ていますが、表現の幅がとても広がります。音楽に合わせてマリアージュする場合は、コーヒーをブレンドします。

 その曲イメージや旋律に合うオリジナルコーヒーをつくるこで、表現することが出来ます。様々な品種・産地・焙煎度のコーヒーを配合比率を自由に組み合わせることで、無限大に音楽のイメージ&旋律を表現できます。

 さらにその場合は、コーヒーと音楽の知識を両方有している方、コーヒー愛好家でもある音楽家であれば、極上の組み合わせを行うことが出来ると思います。
 
 そうして完成されたコーヒー&ワインを嗜みながら、合わせた音楽をじっくり拝聴します。すると組み合わせたコーヒー品種が持つフレーバー&味が、音色との相乗効果によってよりおいしく感じると思います。

 歌詞ある曲なら歌詞の内容や歌手の声・様々な楽器の音色と、コーヒー&ワインのフレーバー&味と絶妙な反応を示します。曲を聴き終わりコーヒー&ワインも飲み終わった後に口にする感想・表現は、人によって大きく変わると思います。
 
 コーヒー&ワインと音楽を組み合わせ~飲み終わるまでの一連の流れこそが、音楽とコーヒー&ワインとのマリアージュだと思います。
 
 その後も調べて見ると、実際にコーヒーの分野で取り組まれているところがありました。ただまだまだマイナーな分野だと思いますので、これから認知されて広まっていってほしいなと思っています。

 有名アーティストと有名バリスタ&有名ソムリエ・ワイン醸造家の方によるコラボで企画されることを期待しています。私自身もこれから知識を増やしていけたらと思っています。まだまだコーヒー&ワインの進化は止まらないですね。これからの進化も大変期待しています。

 

 コーヒー&ワイン愛過ぎている皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました。この記事への『スキ』と私への『フォロー』をよろしくお願いします。また次回お会いしましょう。noteクリエイターの花やんでした。

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花やん
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