人手不足の業界に転職をするな

　noteクリエイターの花やんです。今回は、「人手不足の業界に転職しない方が良い理由」というテーマをお届けしたいと思います。このテーマを選んだ理由は、最近筆者が執筆している「人工知能」シリーズを書いていて、この問題が浮き彫りになったためです。

初めに

　結論から言えば、タイトル通りです。「人手不足の業界に転職するべきではない」というのが筆者の主張です。これは今後ますます重要になってくることです。
 
では、なぜそう思うようになったかをお話していきたいと思います。

人手不足が深刻⁉

　現在、人手不足が深刻化しており、その原因としては、少子高齢化や失われた30年が挙げられます。この状況は今後ますます深刻化していくでしょう。
 
　皆さんの業界でも人手不足が深刻で、悲鳴を上げている人がいるかもしれません。その際、皆さんの会社では、どのような対策をしていますか？多くの企業が求人サイトに求人を出して募集をしているかもしれませんが、このやり方では人手不足は解消しません。
 
　なぜなら、原因を探らずに人が辞めたから補充するという軽い気持ちで対応しているからです。人手不足を人で補うことで対応するのは、今どきにおいては古いやり方です。原因を探ることなく人を補うことでは何の解決にもなりません。
 
　業界・職場の環境が改善されていない状況では、どんなに人を雇い入れてもすぐに辞めてしまうことがあります。ではどのような対応が必要でしょうか？それは、最先端技術の導入を進めることです。人でなくてもできることは、積極的に人工知能＋機械化を進めるべきです。
 
　現在は、安易に人を雇用することは大変リスクがあります。それは、不連続で変化していく人工知能時代に突入しているためです。現状の雇用制度の下では、解雇規制が緩和されていないので、解雇することが難しいです。
 
　人工知能＋機械（ロボット・ドローン等）は、リアルタイムでコントロールができますが、人員配置・削減等はリアルタイムでは困難です。解雇規制が緩和され、容易に解雇できるようにならないと、今後ますます難しくなるでしょう。よって、安易に人を雇用することは避けるべきです。

転職していけない理由

　今まで、私たちは会社側の視点から人材不足についてお話ししてきました。しかし、今後は、労働者側の視点から、本題である「転職をしてはいけない理由」についてお話ししていきます。
 
　以前、転職は時代遅れという記事が配信されたことがありますが、私はすでに転職自体が時代遅れだと考えています。それでも、転職を考えている人はいると思います。
 
　転職してキャリアを伸ばそうと考えている人もいるでしょう。しかし、人材不足の業界に転職することは避けるべきだと考えます。　

　以前「人材不足が深刻⁉」というテーマで取り上げたように、人材不足の業界は職場環境が悪く、また大半が低賃金の業界であることが多いです。そのため、そこに進むことは得策ではありません。それに、人工知能や機械化が進んでいるため、スキルや成長が見込めないという現実もあります。